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2006年8月28日 (月)

生演奏

Imgp0703 8月27日、我が家のご近所にある文京区・教育の森公園にNHK朝のラジオ体操の生中継がやってきた。当日は区民はもちろん、都内のあちこちから人が押し寄せ、朝っぱらから2500人を越える超満員の人で溢れかえった。文京区にラジオ体操の生中継がくるのは10年ぶりとか。白T&白パンツ(もちろん、Tシャツはパンツin)の中高年から子供まで、そして普段はラジオ体操など無関係な私を含め、体操は大いに盛り上がった。

ここで、子供の頃からの疑問が解決された。ピアノは録音なの?生演奏なの?

Imgp0698 ちゃんと見つけました。電子ピアノなどでなく、学校の音楽室にあったような列記としたピアノを。ちなみに弾いているのは、オバさんのようなオジさんでした。ラジオ体操はニッポンの朝の文化、ですね。

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2006年8月24日 (木)

秋津の虫

Photo_37 二十四節気で8月23日頃は<処暑>=<暑さがおさまる>時期です。やっと朝晩に落ち着いた空気を感じるようになりました。

不安定な天候が続いて夏らしさを満喫できなかった今夏ですが、蜻蛉のきものは今年も目に涼やかさをもたらしてくれました。蜻蛉の古名は「秋津」です。ちなみに日本のことを「秋津島」と呼びますが、これは国の地形が蜻蛉がつがっているさまに似ていることからきています。『日本書紀』には~トンボ飛ぶ豊かな国~という表記もあるそうです。

鎌倉時代には俊敏で攻撃力が強い習性から、蜻蛉は<勝虫>として武士の衣裳の文様として使われてきました。また、モノの先端(頭)にしかとまらない性質から、江戸時代には出世の願いをこめて男の子の産着などに蜻蛉柄を用いたそうです。また、ヨーロッパでは蜻蛉は幸せを呼ぶ虫として親しまれています。そういえば、オードリー・ヘップバーンも蜻蛉のモチーフのモノを集めていたとか・・・。

夏衣を纏う時期もあとわずか。茄子紺色のきものに秋色を足して、もう少し蜻蛉のきものを楽しみたいと思います。

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2006年8月21日 (月)

美味しいレシピのお裾分け

Photo_36 フランスのふつうの家庭で食べられている料理を集めた【修道院のレシピ~COURS DE CUSINE(コース・ドゥ・キュージーヌ)】。フランス料理の簡単な用語解説から計量カップ&スプーンの目安、応用力満点のソースのバリーションや料理のベースになるジャムの作り方、そして数々のお袋の味とデザートが収められています。これはまさにフランスの女子高生の料理の教科書。

私はこの本を新婚さんへの贈り物にもしています。本と一緒に栞がわりになるデザイン・クリップと料理をしながら聞きたくなるようなCDを一緒に添えて。

眺めているだけでも楽しい、素朴であたたかく、シンプルな料理本です。

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2006年8月19日 (土)

晩夏の浴衣

819 今日は小唄のお稽古。着物に着替えようとして、あまりの蒸し暑さに長襦袢の1枚を重ねることに躊躇し、浴衣でお稽古に行きました。

目にはさやかではないものの立秋を過ぎたからには、さすがに紺白浴衣を纏う気持ちにならず、型絵染め風の黒地浴衣を選びました。

お稽古に行くときには、浴衣とはいえ八寸帯をお太鼓に結び、白足袋をあわせます。(ちなみに半衿はなし。半衿をつけるときにも浴衣の場合、私は長襦袢は着ないでうそつき襦袢に半衿を安全ピンでとめます)

暮れ行く夏の情緒に思いをよせた色合わせ。キモノなら、これから2週間ほどは臙脂色や刈安色など、少しずつ深みのある色を足し算していくコーディネートとなります。装う自分はもちろん、周りの目にも微妙な季節の移ろいを感じていただければと思います。

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2006年8月18日 (金)

モスキート知らず

Photo_35 最近我が家で活躍している虫除け対策が、ニールズヤードの【シトロネラフォーミュラ】です。日常の虫除けとしては、懐かしい匂いに愛着があって蚊取り線香が手放せないでいるのですが、お客様が家に来るときや外出用の持ち歩き用として、この1本が活躍しています。スパイシーなオレンジベースの香は、虫にとっては天敵でも、人間にとっては清涼感と甘さの混じったちょっぴり優雅。スプレータイプなので、出先でも手軽につかえる便利さに加え、アロマの虫除けという物珍しさも手伝って、行く先々で注目を集める一本です。アウトドア好きの方への手土産としても重宝しています。

実は、自宅にあるアロマオイルでも、虫除けは簡単に作れます。レシピは<ゼラニウム3:ラベンダー2>もしくは<ティートリー1:バジル1:レモン1>の2種類。お部屋用ならポットで炊くもよし、携帯用にスプレーで持ち歩くもよし(ただし、皮膚にはつけられません)。また、刺されてしまった場合には、ティトリー、ラベンダー、ゼラニウム、ローマンカモミールなどのオイルが活躍します。私はラベンダーオイルを加えたハンドクリームを化粧ポーチに入れて携帯しています。ラベンダーオイルには殺菌&消毒の働きから炎症をやわらげる作用があり、虫刺されはもちろん、熱いお茶をこぼした時など軽い火傷にも役立ちます。

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2006年8月17日 (木)

花火のなまえ

Photo_4 神宮外苑の花火大会を乃木坂にあるホテルの屋上で眺めました。同席していた落語好きの赤坂の小料理店の女将が「花火に名前をつけよう!」という素敵な提案。

ドーン・・・「これは、星の雫」。ドッドーン・・・「これは、朝顔ね」。

「あら、乱菊づくし」「えぇと、蛍の宵」「金魚の舞」「万華鏡」・・・そのうち、別のおじさんが「これは、アスパラ」「今度はブロッコリー」「おぉ、流し素麺」・・・・。

即興で自分の感じたことを風流な言葉にのせる。言葉磨きって、日常の様々なシーンでできるのですね。

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2006年8月16日 (水)

サラリ君

Photo 祝・9000回。私が通う小唄会に、西村先生がいらっしゃることもあって、我が家は1年前から産経新聞。季節や時事問題をわずか4コマで、“オチ”までつけて表現する・・・(俳句や川柳の世界に近いものがありますね)。何事もコツコツと続けるとこが苦手のスタート・ダッシュ型の私としては、ただただ頭が下がるようです。先生、おめでとうございます。

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2006年8月15日 (火)

万緑(ばんりょく)

Photo_34 駅に向かう途中、必ず大きな公園をとおります。梅雨があけて刻一刻と深みを増してゆく緑は、目に染みるようです。

万緑とは、見渡す限りの世界が緑一色に染め上げられること。もともとは、中国宋代の詩人<王安石>の詩句「万緑叢中紅一点」からきているそうです。青々としたざくろの木に咲く一輪の花の鮮紅色をうたった美しいフレーズ。実は、大勢の男性のなかに混じった一人の女性を表す“紅一点”もこの詩句に典拠しているとか。

緑の中から、幾種もの蝉の声が聞こえてきます。ジリジリ、シュミシュミ、ツクツクボーシ、シャナシャナ・・・夏を惜しむように精一杯、精一杯。夏バテぎみの身体に、心地よく響きます。

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2006年8月 8日 (火)

秋が生まれた日

Photo_33 今日88日は立秋です。この日を境に暑さのピークを過ぎるといわれていますが、雨模様の本日は昨日までの真夏日が和らぎ過ごしやすいようです。<秋>の語源は食物が飽きるほどあるから、草木が赤くなるから、天候が明らかだから・・・など諸説ありますが、いずれも自然と人間にとって豊かな秋の表情を映し出しているように思えます。

<秋立つ日よめる>

秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風のおとにぞ おどろかれぬる

(『古今和歌集』藤原敏行)

立秋の日に、風の音で秋を感じる繊細な感性を詠んでいます。

まだまだ厳しい暑さが引き続く時季ではありますが、秋を待ち遠しく、また残りの夏を惜しみながら過ごしたい気持ちを、残暑お見舞いにしたためようと思います。

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2006年8月 6日 (日)

紳士の鉛筆削り

Photo_32 子供の頃、新学期に新しいノートを使う時たまらなくドキドキした覚えがあります。それは大人になってからもかわらず、ライターという仕事柄今でもノートや鉛筆とお付き合いがある私は、文具に格別の思い入れがあります。そのこだわりの一つが鉛筆。愛用するブランドの一つにドイツのファーバー・カステル社のGRIP2001シリーズがあります。丸みをおびた三角軸のグレーのボディに黒いドットの滑り止めがほどこされた端正なお顔だち。最近表参道スパイラルにて、このGRIP2001シリーズの鉛筆削りを発見!普通の鉛筆(鋭角)、太軸の鉛筆(鈍角)、色鉛筆(鈍角)と3種類に対応している3穴シャープナーで、計算された機能性はさすがドイツ製。それでいて60年代のポルシェをイメージさせるような愛らしく洗練されたデザインを湛えています。鉛筆削りのGOODデザインになかなか巡り会えなかった私は、即一目惚れ!

最近『えんぴつで奥の細道』(ポプラ社)のヒットのせいか、鉛筆愛用者が急増しているようです。そんな方への手土産としていかがでしょうか?男性への気軽な手土産って、ニュアンスがとっても難しいですよね。私も先日グラフィックデザイナーの某氏にお持ちしたところ絶賛されました。ぜひ、紳士の少年心をくすぐる手土産としてお遣いください。

Photo_1 Photo_2

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2006年8月 3日 (木)

贈り物の達人

Photo_31 旅 旅先や街歩きで見つけた可愛いもの、便利なもの、美味しいもの・・・。気軽な手土産を贈ることが好きです。季節のご挨拶としてのお遣い物や記念日のプレゼントとは違って、特別な意味はないけれども、そこに優しい気持ちが込められた手土産。それを自分なりにデコレートして、贈る。ラッピング用品を改めて買い求めるものはほんの少し。チョコレートの空き箱やクッキーの缶から、香水のパッケージやブランドのリボンに至るまで・・・。普段から“素敵”と感じる雑貨やパッケージを集めておいて、プレゼントに盛り込んでいきます。相手のイメージを思い浮かべながら、贈るものの色や形、大きさなどを吟味して!渡したときから喜ばれる、中身も外見も楽しんでもらえる贈り物。こうしたアイディアを教えてくれたのは母でした。子供の頃、お楽しみ会のプレゼント交換や友達の誕生日に渡すプレゼントを、家にある様々な材料で素敵に演出してくれました。子供心には「サンリオの包み紙のほうがいいのに・・・」と思っていましたが、今から思うと形に見えない贈る心を教えてくれたのですね。

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2006年8月 1日 (火)

淑女のガーゼハンカチ

Photo_30 夏のお出かけに重宝しているガーゼのハンカチ。柔らかな肌触りと優れた吸水性はあっぱれ!ただガーゼのハンカチというと古風な染め柄のものが多く、ちょっぴり冴えない印象。そんな私が愛用しているのが、和装小物を手がける京都の衿秀さんの華やかなレースでたっぷりと縁取られたもの(写真左上・中)。白い無地のガーゼ地の周りに、たっぷりとしたゴールド系とシルバー系のレースがあしらわれて洗練された表情が魅力です。しかもお値段が1枚1000円未満というプチ・プライス。そして最近、百貨店で見つけたのが2枚合わせのガーゼがずれないようにキルティング風刺繍をほどこしたミニチーフ(写真右下)。お出かけ顔のガーゼハンカチは、キモノの装いの時にも大活躍です。美しいレースや刺繍を纏いながらも、どこか懐かしく温かみのあるガーゼハンカチは、ご年配の女性へのプレゼントとしても喜ばれています。やっと梅雨が明けたこれからの時季、出番はこれからです。

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