お掃除
朝から拭き掃除をした。ひとたびスイッチが入ると、いろいろなところの塵や埃が気になり始める。原稿を書こうと思っていた午前中は、すっかり掃除に費やされてしまったが、なんと気持ちのよいことか。部屋の中の空気がまるで違う。単に部屋がきれいになったというよりも、清められたという感覚。私が知っているお茶人の1人に、お客をお迎えするときに人からは見えないようなソファーの裏やドアノブの手垢から机の脚に至るまで、とにかく部屋にあるもの全てを隅々まで掃除するとか。その心意気こそ、人をもてなすお茶のココロのように思える。
また、端正にキメの整った肌の女性を見ると、折り目正しいキレイな暮らし振りをイメージさせる。20代の頃は、どんな不摂生をしても一定の肌が保てたが、大人の女性の肌はそのままそっくり人としての丁寧さを物語り、冴え冴えとした肌ときちんと片付けられた部屋とがリンクする。
そんな事を思い浮かべながら、せっせとお掃除。ご褒美はとらやの<夜の梅>と下北沢つきまさの美味しい緑茶です。
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