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2007年2月15日 (木)

“お湿り”明けて

Photo_54 昨日は久しぶりの“お湿り”だった。この雨で凍て返るかと思いきや、しっぽりとした春の雨で優しい音がした。

季節のうつりかわりを見るのは、心地よい。特別に見ようとするわけではなく、すぅーっと気持ちが動く。無機的なものに囲まれた都会においても、自分のなかのどこかで季節を探している。自然豊かな土地で子供の頃に過ごした肌にしみついた感覚が反応するのだろう。

季節というのは常に留まっていない。前へ前へすすんで、いつも新鮮。まっすぐに目を向けると、季節に引っ張られて気持ちまで前向きに。

見慣れた公園も、久しぶりの“お湿り”で、石畳がピカピカしていた。

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