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2007年3月24日 (土)

鏡は素直

324 家での小唄のお稽古に欠かせないのが鏡とヨガマット。鏡は三味線の構えや唄う際に身体が揺れていないかをチェックするために。ヨガマットは、単にフローリングにじかに正座をするのがしんどいから。

鏡は正直です。未熟な芸を全て映し出します。唄っているときにちゃんと胃袋が動いているか(腹式呼吸できているか)、息継ぎのときに顔が揺れないか、三味線の音にのって身体が動いていないか。また、三味線を弾くときにも、ちゃんと構えができているか、糸をおさえる左手の指が揃っているか、糸を弾く右手の手首がちゃんとかえっているか・・・・・・などなど。また、お辞儀の角度や扇子をもつ指の揃え方なども勉強になります。ラジオ体操のように四角四面にならないように、かといって色っぽくなりすぎないようにするには、なんとも難しい。背筋が通った艶やかさを出すには、まだまだ人生の修行が足りないようです。

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2007年3月22日 (木)

原稿の友

Jpg 遅々として進まぬ原稿。ついついお茶や珈琲で気をまぎらわせる。そのうち、飲み物だけでは口寂しくなり、チョコレートや煎餅を求めてしまう。このままでは、太る。いかん、いかん。

どうせ甘いものなら、和のものならカロリーには影響しまい。そんな甘い考えから、最近買い求めたのがイモ飴。素朴でなかなか美味しい。このほか、胡麻入り黒砂糖や、干しいも、かりんとうなどもお茶請けとしてキャスティング。が、食べ過ぎでは同じ事。

甘味欲との戦いは続く、続く・・・。

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2007年3月21日 (水)

足袋裏の美白

Photo_56 草履を脱がないときでも、きれいな室内で過ごしたときでも・・・・・・一度履くと足袋の裏はうっすらとくすんでしまう。キモノを着るようになった最初の頃は、普通の洗剤でちょちょっと手揉みをしてから、そのまま洗濯機へ直行。2~3度までは白くなったように錯覚。でも徐々に落ちきらずに蓄積した汚れが足袋裏をくすませていた。それでも、キモノを着ることで精一杯だった私には、足袋の裏のことにまで気持ちが届かなかった。和の文化は畳の上での座の文化。正座でお稽古をすると足袋裏が意外にも目立つもの。ある時、小唄の師匠から頂いたのが、ネットに入った状態のブルーのスティック石鹸<エネロクリーン>。クリーニング店でも使われている部分クリーニング補助剤で、その効果は絶大。一度くすんでしまった足袋にも試したら、徐々に白くなっていくのを目の当たりに。それ以後、足袋裏の美白が習慣になった。使い方はいたって簡単。足袋を水に浸して、気になる部分にエネロクリーンを塗り、そのまましばらく水に浸けて洗濯機に入れるだけ。最近はコットンシャツの襟や袖口にも活用している。なんとも心強いアイテムだ。

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2007年3月19日 (月)

フレーバー・ティッシュ

Photo_57 最近、アロマオイルを持ち歩いている。今更アロマテラピー?!とも思ったが、これが意外にも功を奏している。気分転換に、寝不足なときに、女性らしく華やかな気持ちになりたいときに・・・。家にいるときには、キャンドルを灯してアロマポットでゆったりと楽しめるが、外出先ではティッシュペパーに染み込ませて怪しく香りを嗅いでみたり、なんだか味気なかった。そんなわたしのお悩みを解決してくれたのが取材で出会ったライブセラピストのMさん。彼女はオイルを含ませるティッシュに、ミニサイズのペーパーナプキンを愛用。紀伊国屋や明治屋、アメリカンファーマシーなど、外国食材を扱うスーパーや外資系ドラッグストアにある色鮮やかなタイプ。このエレガントなナプキンなら、自分だけでなく、気分が悪そうな友人やハードワークでお疲れ気味の仕事仲間にも、さっと香りを含ませて渡すことができる。

この行為にすっかりハマっている私は、ステキなミニナプキンを見つけるたびにストック。そして、その日の気分に合わせてオイルとナプキンをチョイス。ちなみに、花粉が飛び交う今の時季ならユーカリやミントをブレンドしたオイルが鼻のムズムズにも、寝不足にも爽快さを運んでくれる。また、仕事でスタジオ撮影の時には、ゼラニウムなどが密閉状態でトーンダウンしがちな気持ちを華やかに引き上げてくれる。Mさんは、この香りのナプキンを「ビューティ・テッシュ」と命名。私は「フレーバー・ティッシュ」と命名。暮らしの中に、香りの習慣が入り込んだ、この頃。

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2007年3月17日 (土)

モダンな組み合わせ

17 接待ランチに赤坂の維新號へ。ちょっぴり“とんがった”コーディネイトにしたい。そう思って選んだ着物のは、菜種色(カーキ色)の色無地にカラフルな糸で幾何学的なラインを縫い取った、モダンな一枚。帯は金糸のうえから漆で染めたという品のある鈍い光沢の織り帯。ペルシャ風の鏡のモチーフが、エレガント。茶系でまとめたコーディネートに、清澄な白の帯締めを効かせてみました。帯揚げも白地に藤色の蝶の飛び絞り。小物で抜け感をつくると、落ち着いた着物や帯の地色に若さが宿ります。

夕方は三味線のお稽古へ。珍しく師匠からもお褒めの言葉をいただきました。

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2007年3月13日 (火)

頭で点てるお茶

13 2週間ぶりのお茶のお稽古。弁柄色の無地の紬に、絣柄の織り名古屋、お納戸色の帯締めで、だんだんお茶らしいコーディネートを実感しつつある、この頃。無地の紬って便利ですね。お稽古の前には仕事の打ち合わせがあったのだが、洋服の人に囲まれてもほとんど違和感がない。

久しぶりのお茶時間は、充実のひとときだった。薄茶の亭主役を2度もお稽古をつけていただき、全体の流れと動きの意味合いをようやく理解しはじめた。でも、まだまだ私のお茶は頭で点てているなぁ。早く心で点てられるようになりたいが、そうこうしているうちに炉の季節も終わりに近づいている・・・。風炉の季節がはじまったら、また一から所作を覚えるのに頭を使うことになりそうだ。

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2007年3月11日 (日)

プチプレ本

11 初めての著者本、プチプレ本の原稿を、すべて書き終えた。共著で単行本を作った事は、今までもあった。けれど、一人で一冊書くということがこれほどまでに大変だとは・・・。<おわりに>を書き終えたら、うっかり涙してしまった。そういえば、卒論を書き終えたときにも泣いてたなぁ。これから校正やお店への確認など、することは山ほどあれど、とにかく書き終わったという充足感は何にも変えがたい。4月の発売が待ち遠しいな!

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2007年3月 5日 (月)

人参ジュース

Photo_55 ここ1週間人参ジュースにはまっている。日曜の朝市で1週間分の野菜を買って、いつもはそれで人参スープを作る。最近は気候が温かくなったこともあり、ジュースにシフトしてみた。人参1/2+リンゴ1/2+豆乳+ハチミツ+プルーンエキス+水少々。体調は快調、お通じも回腸。食べる物は、命の素。自分でちゃんと、ちゃんと。

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