隠れ蓑
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今日はお茶事のお稽古だった。先生が本懐石をふるまってくださり、お茶事の一連の流れを体験した。手がかりの開きぐあいを確認してお宅にあがるところから、同席した人との会話、様々な所作、茶室のしつらい、お懐石の食べ方・・・。膝がガクガクになりながらも、見よう見真似でなんとか事なきを得た。久しぶりのお濃茶で、すっかり飲み方もお作法もアベコベで、今考えると恥ずかしかったが、一つわかったことがある。
要は、相手を思いやる気持ちと感謝する心を、所作で表しているのだと、実感することができた。右だ左だ、柄杓の持ち方が違う・・・など、細かな動きを注意されるとムカムカしていた私だが、その動きの仕組みを知ることで、またそういったことを考えて行動することで、茶道というものの本質に触れることができるのだと思った。マジメにお稽古しよっ・・・。
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この11月に結婚をする。結納返しとして彼に万年筆を贈ることになり、どさくさにまぎれて自分の分もオーダーした。ただ文具店や百貨店で購入するのではつまらない。そこで、万年筆専門店のフルハルターに頼むことに。この店では主にペリカンを取り扱う。素人の私は、モンブランのほうがステイタスがある印象だった。だが、フルハルターというフィルターを通すことで、硬派なペリカンに魅力的を感じるようになった。
ボディは黒。彼は大きめ600サイズでペン先も万年筆らしいたっぷりとしたインクで綴る太目の削り出しに。私はスタンダードな400サイズで、極細でカリカリと紙を走るようなペン先を希望した。インクは丸善本店で、ドクターヤンセンの手作りインクを購入。彼はエドガー・アラン・ポーという名称の緑色を。私はギリシャ時代の文筆家カエサルの名前がついたボルドーがかった焦げ茶のインクを選んだ。
手紙を書いたり、日記を綴ったり、打ち合わせや取材の時など・・・、仕事のパートナーとしても欠かせない存在となることだろう。
もちろん、この万年筆で婚姻届を記入した。
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2008年の手帳を買った。昔は大きなスケジュール帳が好きだった。いかにも仕事をしている!という実感が得られるからだ。だが最近は手帳は小さい方がいい、荷物は少ない方がいい。と、感じるようになってきた。化粧ポーチでさえも、最近では一時の1/2にまでコンパクトに。2007年の手帳はヨコ9.5×タテ13cm。今年はさらに小さく、ヨコ8×タテ10.5cmのもの。クオバティスで、見開き1週間タテ割時間のなかで、最も小さいものと思われる。外寸だって、ほら、携帯電話とほぼ同じ。荷物が少なくなると、身軽になってフットワークが軽くなる。年齢を重ねるほどに、余計なものや小さなプライドを捨てて、新しい風や若い人の意見に耳を傾ける余白を、気持ちの中にもっていたい。
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