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2009年6月27日 (土)

王上布の長襦袢

0906271_2 0906272_2一衣舎の春の展示会でオーダーした長襦袢が届いた。 待ちかねていた長襦袢に、弾む気持ちで包みをほどいた。お願いしたのは、王上布という単衣用の長襦袢だすが、夏用の絽の襦袢と涼しさは遜色なく夏襦袢としても着用できる便利な襦袢地。きものBASICルールの三女役の佐藤さんも愛用しており、彼女の絶賛ぶりが決め手となった。細く丈夫な糸で織られた生地は、上品な透け感があり、さらりとした肌触り、裾さばきがいいことが特徴だという。今回私が選んだのは<涼風>という染めのシリーズで、淡い黄色からブルーグレーのぼかしがほどこされたもの。

王上布の涼感もさることながら、何よりも楽しみなのは、一衣舎さんによる採寸の成果である。これまで寸法に対して、それほど興味のなかった私。着丈と袖丈、裄だけは決まっていたが、そのほかの細やかな寸法が、どのようにラインに影響するかということへ思考が至らなかったのだ。だが、きものBASICルールブログの長女と三女の“おたく”ぶり・・・失礼、“熱心な研究ぶり”に圧倒され、これは無視して通り過ごせないと思った。より自分に合った寸法は、着付けもラクで、より美しい着すがたとなる。それを、これからゆっくりと研究したいと思う。

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2009年6月23日 (火)

数奇屋袋

090623 0906232 昨日、きものBASICルールの面々とミーティングをする。またも、ディープなきもの話に花が咲く。その際、長女役の植田さんより素敵な贈り物をいただいた。お手製の数奇屋袋である。以前私が「なかなか気に入ったデザインが見つからず、まだ数奇屋袋を持っていない」とつぶやいた言葉を覚えていてくださって、作ってくださったものだ。私の“水玉好み”を満たしてくれる、ちょっとスパイシーな銘仙の水玉模様も絶妙のお見立て。植田さんは気に入りの布を数奇屋袋のサイズに裁断し、台紙を貼った状態にして、いくつもストックして時間のあるときに仕立てるようにしているそうだ。開け閉めの負担がかかる金具の内部には<マーガリンの蓋>が使われている、というエピソードもリアリティがあって、とても親しみが湧く。

姉からの素敵なプレゼント。来月のお稽古から早速愛用させていただきたい。

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2009年6月19日 (金)

ココロづけ袋

Photo 日本橋三越本店の本館5F「J・スピリッツ」で見つけた「マヤゴノミ」のココロづけ袋。本来は金封なのだが、スタイリッシュなデザインと色の取り合わせは、ちょっとしたプチギフトを包む袋として、またはこの袋そのものがギフトとして活躍しそうだ。各型とも3枚入り1050円。

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2009年6月16日 (火)

透けない絽

090616 きものでお茶の稽古へ。雨が降りそうなので、きもの英の洗えるきものを着ていくことにした。これは竪絽のきもので、ほとんど透けないので、単衣から夏の時季まで着る事ができる重宝な一枚。明るい地色は、雨の降りそうな曇よりとした日に、気持ちの明るさをもたらしてくれる。

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2009年6月15日 (月)

数寄の心を垣間見る

090615 日本橋高島屋で行われていた「細見美術館開館10周年記念展~日本の美と出会う~琳派・若冲・数寄の心」の最終日に駆け込む。細見コレクションは琳派の流れを見渡せる幅の広さが魅力だ。さらに、近代の琳派作家・神坂雪佳の作品を多く集めていることでも知られている。閉館間際の駆け込みだったため、駆け足で巡る結果となったが、絵画をはじめ、陶芸や書など・・・京琳派の雅な装飾美と江戸琳派の粋の美、俳味の濃い温雅な画風の大坂の琳派画家・中村芳中の作品を堪能することができた。

さらに、茶人「古香庵」としての茶道具のコレクションもスタイリッシュで斬新な面白さがあった。初代・細見良の言葉に次のような言葉がある。

「私は、個性のある茶会があって、定められたものでは面白くありませんので、茶の湯を目的として作られた道具よりは、応用茶道具、つまり茶の湯を目的としない別の目的で作られたものを考案し、生かして使うように心掛けています。それは勿論美術的にも芸術的にも価値のあるものでなければなりません。原三渓先生や益田鈍翁先生や松永耳庵先生のような「ものをよく知り、かつ判る」茶人になりたいものです。」

室町時代を主とする根来や湯釜など、初代が蒐集した茶道具らしからぬ姿をした道具類は、力強く、不思議な魅力があった。自らの流儀を「無手勝流」とした道具の選定は、素人の私にも、優雅な余韻となって心に残った。

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2009年6月14日 (日)

旅行好きの方へのプチプレ

Photo_2 ニールズヤードのアロパパルスシリーズは、旅行好きの方へのプチプレとして喜ばれている一品。先端がローラーになったアロマオイルは、手首や耳、こめかみなどに塗布するのに、液が出すぎないため、使い慣れない男性にも使いやすい。種類はトラベラー、リラクゼーション、パワー、ナイトタイム、スタディの全5種。ポケットにも入る9mlの携帯サイズなら、手軽に持ち歩け、もちろん機内持ち込みもOK。

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2009年6月13日 (土)

炭のマドラー

Photo 私の定番プチプレの一つをご紹介。これはどちらかというと、男性向けのプチプレ。奈良県の麻の老舗メーカー、中川政七商店の炭のマドラーである。竹炭の先端に麻布を巻き麻のストラップでとめたもので、手仕事感がありながらも、民芸調になりすぎない、絶妙なバランスである。水はまろやかになり、ビールの泡はクリーミーに、そしてシューズストッカーに入れておけば消臭効果を発揮。おまけに車や部屋に飾り置けば、マイナスイオンも発生。鉛筆ほどのミニサイズで、これだけの多機能役者。贈る相手が自分のライフスタイルに応じた、自在の使い方ができる選択肢の幅広さも魅力だ。父の日の贈り物に添えるギフトとして、いかがだろう。

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2009年6月 7日 (日)

Weekdayの元気の素

090607 久しぶりに朝市へ行く。人参とタマネギがたっぷり入ったスープをタッパーウエアで小分けにして、冷凍ストック。これで、明日からの朝ご飯を確保。

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2009年6月 5日 (金)

ステムマーカー

Photo_4 ホームパーティのときなどに、「どれが自分のグラス?」とわからなくなることはありませんか?そんなときにおすすめなのが、このMoMAデザインストアのステムマーカー、最近お気に入りのプチプレである。一箇所に切れ込みの入ったドーナツ型の柔らかいスポンジ状の樹脂は、ワンタッチでステムに取り付ける事ができる。また、ロックグラスのようなものなら、グラスの縁に取り付けることも。ホームパーティに招かれたときなど、差し入れのワインなどに添えて贈りたい・・・・・・ポップで、遊び心のあるセンスをおひとつ。

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2009年6月 4日 (木)

歯ブラシ

Photo 最近使い始めた<夢職人>のMISOKA歯ブラシ。デュポン社製0.178mmブラシの毛先一本一本に微細加工が施されており、歯磨き粉をつけず、ブラッシングのみで、汚れをしっかり浮き立たせてくれるそうだ。そのうえ、歯の表面をツルツルコートして次の汚れを付きにくく仕上げてくれるらしい。確かに、朝歯磨きすると、歯のツルツルが夕方頃まで続いているような気がする。これまで歯磨き粉を使って磨いていたときは、泡立ちの満足感によって、ついシャシャッとすませていた。だが、歯磨き粉がないと、ちょっと心配で、かえってじっくり時間をかけて1本1本丁寧に磨くようになった。しかし、歯磨き粉を使わないのに、泡立つのは、微細加工のためだろうか。

しなやかな流線を描いたフォルムも美しく、それでいて握りやすい。中央にはブランド名でもある、<夢職人>の頼もしい後姿の刻印がさりげない。

Photo_2 でもって、6月4日の虫歯の日にちなみ、ヤフーニュースでカバの歯磨きのニュースが配信されていた。ますます、歯磨きに力が入る「カバサワ」である。

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2009年6月 1日 (月)

6月は竹

0864 このところの雨模様から、ようやく晴れ間がのぞき、気持ちの良い1日となりそうだ。6月の月次花御札は竹である。花御札を飾るようになってから、毎月のはじまりをきちんと意識するようになっている。今月は清々しい1ヶ月としたい。

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