一気食い
この連休、4冊の本を一気に読んだ。ほぼ1日1冊のペース。我ながらびっくり。源氏物語は4冊読み終えるのに9ヶ月を費やしたというのに・・・。その源氏物語はやっと第5巻に突入したが、これがまた遅々として進まない。現代語訳なのに・・・なぜ?その理由のひとつに、帖ごとに登場人物の呼び名が変わることが考えられる。本当に頭がこんがらがる。3歩進んで2歩下がる、365日のマーチのような状態だ。なんとか今年中に6巻まで読破するのが目標である。
話はそれたが、私がこの連休にハマった本は、けっして自慢できるものではない(と言ったら著者に失礼だが)。映画監督大宮エリーのエッセイと対談本である。つい最近<徹子の部屋>ではじめて彼女の存在を知り、とてつもなく親近感を覚えてしまったのだ。体当たり人生に。髪を振り乱しながらも、その状況を鳥瞰する様子は、実にシュールかつユーモア。そして、時には涙も誘う。
ただ、この本は密室で読むべきだ。無謀にも朝のカフェや電車の中に持ち込んだ私は、「グフッ」「プフォ」「ッハ」と堪えきれないくしゃみのような無様な笑いを漏らす。完全に変なオンナだ。でも、読み終わると元気になる。今の私に必要なサプリメントだったようだ。
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