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2009年9月23日 (水)

一気食い

Photo_3 この連休、4冊の本を一気に読んだ。ほぼ1日1冊のペース。我ながらびっくり。源氏物語は4冊読み終えるのに9ヶ月を費やしたというのに・・・。その源氏物語はやっと第5巻に突入したが、これがまた遅々として進まない。現代語訳なのに・・・なぜ?その理由のひとつに、帖ごとに登場人物の呼び名が変わることが考えられる。本当に頭がこんがらがる。3歩進んで2歩下がる、365日のマーチのような状態だ。なんとか今年中に6巻まで読破するのが目標である。

話はそれたが、私がこの連休にハマった本は、けっして自慢できるものではない(と言ったら著者に失礼だが)。映画監督大宮エリーのエッセイと対談本である。つい最近<徹子の部屋>ではじめて彼女の存在を知り、とてつもなく親近感を覚えてしまったのだ。体当たり人生に。髪を振り乱しながらも、その状況を鳥瞰する様子は、実にシュールかつユーモア。そして、時には涙も誘う。

ただ、この本は密室で読むべきだ。無謀にも朝のカフェや電車の中に持ち込んだ私は、「グフッ」「プフォ」「ッハ」と堪えきれないくしゃみのような無様な笑いを漏らす。完全に変なオンナだ。でも、読み終わると元気になる。今の私に必要なサプリメントだったようだ。

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2009年9月21日 (月)

映画『パリ・オペラ座 エトワール』

仕事、しなきゃ。でも、なんだか加速しない・・・ダラダラダラ・・・。そんな時に、気持ちを喚起してくれる映画がある。Photo_2 パリ・オペラ座の舞台裏をドキュメンタリーで綴った『パリ・オペラ座 エトワール』である。2000年に公開して、映画館に足を運び、そのあと何度もDVDで見た。久しぶりに見たら、やっぱり素敵。子供の頃、バレリーナに憧れた。が、異様に体がかたかったので、妄想段階で勝手に断念してしまう。ならばと、合唱団に入ったのだが、オンチの私はすぐに先生に目をつけられ、毎回気まずい思いをした。

シルバーウィーク中、お天気に恵まれ絶好の行楽日和、なのに私は暦知らずで原稿三昧。そんな私をエトワールたちが励ましてくれた。この秋から来年にかけて、バレエの映画が目白押しだ。封切りが待ち遠しい。

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2009年9月19日 (土)

一筆箋

Photo 撮影用の商品を返却する際、資料や請求書を送るとき、相手の不在時に校正を残してくるときなど・・・ちょっとした一言を添えるのに便利な一筆箋。私のスタンダードはITO-YAオリジナルのハガキ形・ブルーラインのカードである。最近求めて気に入っているのは、和モダンのタイプ。以前は季節のモチーフが入っていたものを使っていたが、逆にカジュアルな印象になってしまうような気がして、私は柄の入っていないものを愛用。ハガキ形、短冊形、縁紅のカードなど。柄がないぶん、ストレートに言葉が目に付く(と、勝手に思っている)。お礼の気持ちやご挨拶、自分だって言われたら嬉しいのだから、マメに伝えたいものだ。

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2009年9月18日 (金)

モスキート・バスター

090918 今だ出没するモスキート。ソファーでうとうとしていたら、耳元でいや~な音がする。気付くと脛が痒い。いつもはスプレータイプを使っているのだが、少し肌寒くなってきた秋には、キャンドルの灯りが優しく映る。本来はアウトドア用なのだが、注意しながら家の中でも使っている。ハーブの香りとキャンドルの灯りに包まれながら、蚊を撃退するという、素敵なアイテムです。マークス&ウェブの「アウトドア ハーバルキャンドル」は、燃焼時間約50時間の大容量で1890円。ドライブやキャンプ好きの方へのプチプレとしてもおすすめです。

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2009年9月17日 (木)

もの書きのボールペン

090917 一応もの書きという仕事をしているので、ボールペンの書き味にはこだわる。万年筆は細めのペン先が好みなのだが、ボールペンは太字派。取材をしながらペンを走らせるときに、滑りがよいからだ。書きなぐった文字でも愛嬌のある顔を見せるというメリットもある。

今、愛用しているのは写真の4本。左は韓国土産にもらった蝶のオブジェ付き。お堅い取材相手にはNGだが、ファッションのプレスの方などは喜んで反応してくれる。キャップはに創ってもらったもの。ピンクの革巻きペンはイタリア土産。同じようなペンを京都デザインハウスでも見つけた。945円という手頃な価格にしては、スタイリッシュな表情で男性へのプチプレに重宝している。アップル・グリーンのボールペンは昨年のラミーの限定色。今年は何かとこの色が気になる。右は結婚記念日に夫と誂えたペリンカンのボールペン。お堅い目上の方の取材に活躍している。

その日の気分や相手によっては、複数のボールペンを持ち歩きます。だからバッグの中身がいつも満員なのか・・・。

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2009年9月15日 (火)

誕生日を祝う

090915 誕生日を迎えた。夫と妹で食べたデザートはパティシェリー モンシュシュの堂島ロール。妹が長い行列に並んでゲットしてくれたのだ。その日の気温や湿度で生地に含ませる空気を調整し、手で泡立てて作ったスポンジに、ミルクの風味が薫る生クリームをたっぷりとつめた、シックな大人のロールケーキはずっと気になる存在だった。自信があるからこそ、シンプルに勝負をする。そんな潔い味わいが、一つ齢を重ねた心に響く。

ちなみに、夕飯は参鶏湯。この蝋燭の数には、ありがたいメニューである。

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2009年9月13日 (日)

植物のウォールアート

Photo_2 サントリーは環境緑化の一貫として、商業施設の壁をグリーンで彩る「ミドリエ」プロジェクトを手掛けきた。わずかな水遣りでグリーンを長期間保てるシステムである「ミドリエ」が、この夏、気軽に自宅に飾る事ができる商品となって新発売された。約20cm正方形の立体フレームに納められた観葉植物は、壁にかけたり、サイドボードに置いたりしてアートのように楽しめる。床スペースをとらないため、手狭なマンションにも最適だ。手入れは週に1度の水遣りだけというから、ズボラな私でも枯らさずにすみそうだ。

私は仕事机の背後にジャストスペースの柱があったので、写真のように飾ってみた。ちょうど光背のように観葉植物を背負って原稿を書く格好になる。ヒートアップする私の頭を鎮め、クリーンな気を発してくれることだろう。

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2009年9月11日 (金)

薬玉

Photo 薬玉の花御札は5月5日の端午の節句から9月9日の重陽の節句まで飾るもの。今でも夏になると食中毒などが心配されるが、冷蔵庫などなく、河川の氾濫なども多かった古の夏には、疫病が流行するなど災厄が生じやすかった。京都の祇園祭をはじめ夏祭りの多くは、災厄を逃れることを願った祓の儀式として誕生。それと同時に、無事に夏を過ごす事ができるように、祈念をこめて粽や薬玉などを飾った。

重陽の節句を過ぎて、薬玉の札をはずすとき、ひと夏を無事に越せた感謝の気持ちにしみじみと包まれる。

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2009年9月 1日 (火)

9月は菊

0891_2 毎月1日は花御札を替えることから始まる。慌しく流れていく日常のなかで、この区切りは優雅な気持ちの切り替えとなる。

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