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2009年10月23日 (金)

地味な結城紬・・・どう着る?

091013_3 091020_3 いただいた結城紬。憧れの結城紬ではあるが、絣柄はやはり昔っぽさがいなめない。自分では「結城を買うなら無地!」と決めていたので、この一枚は少々もてあましてぎみになっていた。写真ではわかりにくいが色合いは、藍と臙脂の糸を使って織っているため、全体には黒っぽい赤紫のように映る。いかに今の気分で着るかを考え、まずは黒い帯を締めて(写真左)先日ご紹介したワントーンコーディネートに!きもの+帯だけでみると、かなり地味に見えたので白地に朱赤の飛び絞りの帯揚げと、淡い色ピンクの帯締めでトーンアップ。大人の可愛らしさをのぞかせました。

写真右は、赤紫の延長を考えて紫とニュアンスのあるピンクの段ぼかしの染め帯。遠めには赤紫系に見えるきものに対して、同系色のグラデーションで自然なコントラストを狙った。この帯は段ぼかしの際に白場を残していることがポイント。帯締めや帯揚げにも白を選び、地味色の紬に軽やかな抜け感をつくった。

このコーディネートはいずれも、今月のお茶の稽古に着ていったもの。名残の月である中板点前の月は、お道具も侘びたものが好まれるので、きものも自然と地味系を選んだ。来月からは炉の季節。炉開きはお茶の世界では、お正月に当たるため、11月最初のお稽古には、少し華やかなきものを着たいと思う。

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2009年10月12日 (月)

気高き白

091012 撮影で使用したカラーをいただいた。葉をもたず、茎とその延長にある白い1枚の花弁だけで姿を為している「カラー」は、凛とした女性像にもたとえられる。赤いベースにいけると、白とグリーンと赤のコントラスが美しくドラマティックな表情に。我が家のリビング、ちょっとおめかし。

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2009年10月 8日 (木)

日向ぼっこ

091008 壁にかけている「ミドリエ」。我が家の構造からすると、窓を背にしてしまうため、光量が足りないのでは?と少し心配になる。そこで、台風一過で久しぶりの陽光。ミドリエを壁からはずして、しばし日向ぼっこ!自分の気持ちも少し晴れやかになった。

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2009年10月 6日 (火)

袷の季節

091006 10月最初のお茶の稽古。名残りの風炉で中置きの点前となる。台風の影響で雨が降っていたが、朝からきものモードだったので、意を決して袖を通す。栗茶の無地の紡ぎに間道の帯。どちらも単品で見ると地味なのだが、ワントーンにコーディネートすると、かえって若さのある表情となる。中秋の名月の名残を黄色の帯締めに込めて装った。

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2009年10月 4日 (日)

大地の滋味

091004_2 夫の実家から野菜が山のように届いた。ありがたい。トマトにピーマン、ししとう、茄子、キュウリ、ブロッコリー、タマネギ、長ネギ、ジャガイモ、ニンニク、そして庭のブドウまで・・・。

早速タマネギで1週間分のドレッシングを作り、キュウリや茄子は漬物に。しばらくは野菜漬けになりそうで、とっても嬉しい。

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2009年10月 3日 (土)

新しい習慣

091003 最近、アロマの精油に助けられている。肌の乾燥が気になるとき、風邪の予兆を感じたとき、疲れがたまっているとき・・・プロのアドバイスをもとに自宅で精油を愛用している。これまでは、お風呂に入れたり、洗面器にお湯をはって蒸気吸入したり、キャンドルで温めていた。だが、「必ずしも温める必要はなく、ティッシュやドライフラワーに数滴たらして部屋に置いておくだけでよい」ということを聞いて、試してみることに。ティッシュに含ませるやり方は安易だが、あまりにも味気ないので、私は以前〈粋更〉で求めた、陶器の菓子型を使ってみた(たしか300円ほど)。直径3cm、高さ2cmほどのポッチリとした小さなサイズだ。仕事をする際には、ペパーミントやローズマリーをたらして、PCの前に。寝るときにはカモミールやベルガモットを入れてベッドサイドに。温めると精油の揮発性が高まり香りが主張するが、温めない方法は、ほのかに空気に漂う優しさが心地よい。

7月頃からはじまった、新しい暮らしの習慣である。

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2009年10月 1日 (木)

10月は紅葉

0810 お朔日の恒例、花御札のつけかえ。10月は紅葉である。玄関に赤味が差し、ほっこりと華やいだ。

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