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2010年8月22日 (日)

ズコット

20100822 イタリア語教室の後に、目白の「ガッタイオーラ ドルチ」へ皆で食事会に。フレスコ画の勉強でイタリアを訪れていたというご主人の作品が店内を埋め尽くす不思議な空間の店舗である。最後のデザートは、お店自慢のズコット。ルネサンス時代にメディチ家の晩餐会でデビューしたというセミフレッドで、トスカーナの伝統菓子である。名前の由来は聖職者の帽子であるズケットに似ていることからつけられた、山型の愛らしいスイーツである。つたないイタリア語と、美味しい料理とワイン。とても充実したディナータイムだった。

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2010年8月21日 (土)

栞に・・・

Photo 今年のはじめに京都へ旅行へ行った折に、祗園の香舗「豊田愛山堂」にて求めた散華(さんげ)。散華とは寺院で法要を巌修する際、諸仏を供養するために花が撒かれることをさす。元来は蓮弁をはじめとする生花が使われたが、次第に蓮の形をかたどった色紙が代用されるようになった。さらに45年ほど前から、奈良の寺院において日本画家や版画家の手による芸術性の高い散華が作られるように。

この図柄もなかなか洗練されたものだったため、目的もなしに買い求めたもの。時折、親しい方へ手紙を書く際に、「その方が健康で幸せであるように」という願いを込めて、お守り代わりに封筒へしのばせている。そして自分用としては、本の栞として使っている・・・?!

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2010年8月18日 (水)

2代目

2 タッセルを見かけると、つい手が伸びる。このビッグ・タッセルのストラップは、2代目。携帯電話よりも大きな房は、なかなかの存在感で、アンバランスなスケール感が絶妙である。

100219 ちなみに、一代目は2月に購入したこの子。ユナイテッドアローズで840円というリーズナブルな価格も魅力的。

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2010年8月17日 (火)

錆びない

Photo 猛暑のせいか、冷たいものばかりを胃に送り込んでいる。だが、このままではマズイ。夏バテする前に、少しブレーキをかけ、自宅では極力温かいものを飲むように心がけている。以前ご紹介した下堂薗の生姜紅茶とともに愛飲しているのは、荒川聡子さんのハーブティー。全8種類あり、只今あれこれお試し中。今日は体を錆びにくくするハーブとスパイスをブレンドした「07」。ルイボス、レッドワインリーフ、セージ、シナモン、ネトル、カルダモンが使われており、滋味深い風味で飲みやすい。じんわりとした温感も心地よい。

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2010年8月16日 (月)

いきなりロダン

515hkjfh91l__sl500_aa300_ お盆で帰省している間に、ぼんやりとテレビのチャンネルをまわしていたら、BSで「山口智子の旅 ロダンの浮世絵」を放送していた。なかなか興味深い内容で、すぐに感化された私は、さっそく地元の書店へ。だが、ロダン関連の書籍はほとんど置かれておらず、唯一手にしたものが『ロダン~神の手を持つ男』(創元社)。ロダンの生涯と業績を充実の図版とともに綴った一冊で、ロダンについての概略を知る入門編としてはわかりやすかった。だが、内容はあっさりとしたもので、あっという間に読了。次は何を読もうかしら・・・。

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前書に時折差し込まれているロダンの言葉に“玄の美”を覚えたため、言葉集のようなものはないかとネットで検索してみたら、高村光太郎訳の『ロダンの言葉 覆刻』(沖積舎)という本があるようだ。これはぜひ読んでみたい。読後の感想はまたいずれ。

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2010年8月15日 (日)

帰省中

Photo 奈良の鹿ではございませぬ。

新潟に帰省した際に、両親と3人でパワースポットの弥彦神社へ。

鹿も暑さにバテていました。

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2010年8月12日 (木)

旅仕度にもおすすめ

Photo_3 ニューヨクで人気のファブリック・ケア・ブランドTHE LAUNDRESS。お気に入りは「衣類乾燥機用柔軟シート/クラシックの香り」。どことなくお澄ましをしたノーブルで爽やかな香りが洗濯物を包み込む。私は乾燥機に入れるだけでなく、タオルや下着類の衣類ケースにもしのばせる。今回は、お盆で帰省する旅行バッグの中にも・・・。

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2010年8月11日 (水)

お風呂上りに・・・

Photo_2 お風呂上りの一杯ならず、ひと吹き&ひと塗りがこのごろの習慣である。以前はバブシャワーを使っていたが、いささか刺激が強いため、今年は草花木果の「アロマボディーミスト(清涼)」と「アロマボディージェル(清涼)」を愛用。和種薄荷の清涼感と爽やかな香りに包まれる。デコルテは軽やかなミストとシュッ、太腿やお腹まわりはスッキリ感の強いジェルでマッサージ。ぜひお試しを。

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2010年8月10日 (火)

逆勝手&お炭の稽古

8 今日のお茶の稽古は盛りだくさんだった。まずは、逆勝手。手の運びをはじめ、袱紗や柄杓の扱いが複雑になるため、終始「アワワ・・・状態」。

続いては、炭点前。七事式での炭接ぎは経験があるが、お点前は初めての経験。所作の要素が多く混乱するものの、よくよく考えると全てが理にかなっていることが理解できた。

立秋を迎えて暦のうえでは秋。帯や帯締めに、深い色や枯れた色を合わせることで、移ろう季節の風情を込めてみた。8月の稽古は今日で終わり、9月まではしばしお休み。エア点前で自主練習をせねば。

51e2mkrjd2l 今日、読んだ本は『Front Row アナ・ウィンター』(マーブルトロン)

映画「プラダを着た悪魔」に登場する鬼編集長のモデルとされる、ファッション誌「VOGUE(ヴォーグ)」米国版のカリスマ編集長、ご存じアナ・ウィンター。その仕事ぶりを追ったドキュメンタリー映画「ファッションが教えてくれること」(2009年に公開)は、劇場へ2度も足を運んだほど、デビルの采配ぶりに惚れ惚れ。方法論はともかくとして、確固たる美意識と哲学をもって雑誌を構築していく姿勢は、編集者として学ぶべきことも多い。『Front Row アナ・ウィンター』(マーブルトロン)は、344ページと分厚く、読み応えはたっぷり。今までほとんどと言っていいほど公開されなかった、「VOGUE」編集長就任以前が詳しく語られている。

電車の移動では、昨日に続き『源氏物語』を。相変わらず、遅々として進まない(苦笑)

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2010年8月 9日 (月)

今日、読んだ本は・・・

100809 移動中に読む本、お風呂の中で読む本、寝る前に読む本・・・それも日替わりだったりするから、私の書棚には読みかけの本が山ほどある。もちろん中には一気に読みきるものもあるが、仕事以外で読む本は、つまみ食い読みが心地よかったりもする。

行きの電車では、須賀敦子さんの『本に読まれて』(中公文庫)を読む。須賀さんの文章は、文筆を生業としている私にとって、言葉の選び方や文章の運び、物事を見る視点が本当に勉強になる。

帰りの電車では『源氏物語(六)』(円地文子訳、新潮文庫)東屋の帖を。五巻で小休止したままになっていたが、なんとか最後まで読みきろうと、再トライ。

夕食後は『御木本澄子 幸せの旋律~真珠とピアノの翔けた女性』(石川康子、世界文化社)を開く。「ミキモト」前社長夫人・澄子さんが初めて語る、自身の生涯、ミキモトの栄光と苦難の日々、そしてピアノの魅力が綴られている。時代や自分を取り巻く環境がどんな状況にあっても、強く真摯に生き抜く澄子さんの姿勢は、働く女性にとって心の支えとなる。

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2010年8月 2日 (月)

暑い日には、氷点てで

100802Fuumon  今日も暑い。ということで、夫とふたり、薄茶を氷点てでいただいた。

お菓子は友人からお土産でいただいた鳥取県京屋菓舗の『風紋』。鳥取の名所である砂丘を目で感じさせてくれる逸品だ。和三盆、玄米粉などが織りなす正統派の風味と見た目は全菓博大臣賞、裏千家千宗室賞受賞の折紙付き。仕事前の朝のひととき、気持ちのゆとりとなる一服である。

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2010年8月 1日 (日)

夏のご褒美

100801 実家から夏野菜が届く。今年は天候不順で野菜作りには苦労したようで、それだけに収穫の喜びもひとしおらしい。そんな貴重な産物をお裾分けしてもらえることに感謝。父の自慢はゴーヤ、母の自慢はトマト。太陽をたっぷり浴び、凝縮された旨みに舌鼓。思わず、こんな顔になってしまう!

夜は、トマトと牛肉の煮込みと、ゴーヤチャンプルに。この暑さもあとわずかなはず・・・辛いけれど、こんなにも美味しい夏野菜のご褒美がもらえるのであれば、もう少々は耐えられそうだ。

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