シリコンスチーマー
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外出しようとして玄関でコーディネートをチェックすると、全身同じセレクトショップの洋服ということが多々ある。それほどに、私のワードローブを占めているお店が、神保町にあるセレクトショップvektさん。表参道にあったflairというセレクトショップのバイヤーだった山本さんが独立してつくったお店。神保町という本の町の路地裏にある、なんとも“心ニクイ”、様々なお洒落を楽しんだ大人の女性が行き着く洒脱なアイテムが揃うお店なのだ。洋服はもちろん、アクセサリーや雑貨なども、山本さんの“素敵”が充満している。押し付けがましくないのに、「あらっ?!→むむっ!→おぉぉぉ~!!」と、気持ちを揺さぶられ、ついつい毎回試着ショーを繰り広げてしまう。
27日は、そんなvektさんの1周年パーティがあった。手作りで用意されたおもてなしのカクテルフードもセンスがよく、フルーツの盛り付けから、紙皿ひとつとっても、気取らないお洒落なおもてなしが心地よい。この日は、子ども達がビーズでつくったというフォトフレームや同素材のブローチを大人買い。山本さんのブログを拝見すると、ブローチに使われている真鍮のピンは日本製で肌に触れてもかぶれにくい、ちょっとしたこだわりだとか。
帰りがけに渡された手土産も絶妙な愛らしさ。木のスプーンの持ち手先端に、ビビッドなラバーコートをあしらった自作のギフト。ラッピングのデザインも、とにかく“面白み”がある。包みを開ける前からわくわくするような、暮らしを楽しむ心意気を感じる。とまぁ、すっかりvektさんloveな私。これからも、遊びに伺います!
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今バッグの中に持ち歩いている本はこの2冊。まず、米原万里さんの『魔女の1ダース』。ロシア語の専門家として通訳をつとめる米原さんならではの、彼の国の社会事情や文化の違いによっておこる愉快なエピソードが満載。たとえば、かつてサウジアラビアの王子が日本を訪れた際に、霊柩車を見て感動し、自国で同じデザインを再現した・・・など。軽いたっちでありながら、深い概念にまで切り込んだ視点が面白い。
もう一冊は赤瀬川原平氏による『千利休 無言の前衛』だ。利休をとおして赤瀬川氏の芸術論に触れられる一冊だ。「<略> どんな入れ方であれ毎日繰り返すうちには、お茶の入れ方にある筋道ができて、リズムが生まれてくる。そのおこない自体が、目的を離れて、少し浮き上がってくるのを感じる。ただのお茶を入れるというおこないに「道」が出来上がっていくのが、何となく自分でもわかるのである。」というフレーズなど、今の私が茶道と向き合う上で気になるフレーズにも出会えた。
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先日の稽古の際に、先生から古袱紗をいただいた。さっそく帰ってお礼状を。私の頼れるアンチョコは、『茶の湯の手紙』(淡交社)だ。一緒に<きものBASICルール>のブログをしていたお仲間であり、茶の湯への造詣が深い植田伊津子さんがお送りくださった名著である。お茶事のお招きの返事やお礼、先生への季節のご挨拶や、今回のように道具類を譲っていただいた際のお礼状など・・・お茶まわりの事細やかなシーンに対応した手紙の文例がぎっしり詰まっている。同じシーンでも、相手によっての書き分け例までフォローされており、何度助けられたことか。お茶の稽古をされている方へ、おすすめの本である。
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このところ、寝る前につい開いてしまう一冊が川島小鳥さんの『未来ちゃん』(ナナロク社)。雪国育ちの私としては、自分の子ども時代を重ねてながめてしまい、とってもいとおしいショットばかり。しばらくは手放せません。
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飯茶碗がおめかしをして戻ってきた。器のお医者さんは、センスのよい器選びで私が信頼をよせている千駄ヶ谷のSHIZEN。受け取りに行ったら、ちょうど企画展を開催していた中野悟朗さんの器と視線が合った。気泡を表現したというまぁるい突起が、ドット柄好きの私を目掛けてアピールしてきた。角皿やスープ皿、ベースなど、さまざまなアイテムがあるなかで、ボールをチョイス。色はミモザカラー、内側がミルクティー色というのも心憎いコーディネートだ。
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