カボスでサルサ♪
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朝の日課である、玄関&トイレ掃除。やる気にさせてくれるのは、こんな愛らしい雑巾。神楽坂「まかないこすめ」の<おそうじふきん>である。超極細繊維による特殊クロスは、洗剤なしで少量の水だけで汚れを拭き取れる頼れる存在。ちょっとくらい体がだるかったり、寝ぼけ眼の状態でも、騙しだまし拭き掃除をすると、気持ちからシャッキリ起きてくる。面倒くさいようだけど、コーヒーのお湯が沸ききらないうちに掃除は完了する。清浄になった空間には、お気に入りの<ヒマラヤの雨>をイメージしたインセンスを焚きしめる。何気ない毎日を、少しだけ心豊に持ち上げる習慣だ。
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京都発のインテリア雑貨のセレクトショップアンジェ。新宿の丸井にオープンしていらい、時々足を運ぶ。そこで求めたお気に入りの器が、イイホシユミコさんのボール。スープを入れたり、お茶漬けやミニ丼、一口うどんやフルーツを盛ったりと、ほどよいサイズ感が実に使いやすい。一目ぼれをして購入した理由は、それだけではない。器のさらりとしたマットな手触りが、なんともいえず心地よい。さらに心憎いポイントは、器を梱包する箱にある。なんでもないボールガミの箱に、ピロリとタグをつけているデザインが、さりげない洒脱さを感じさせるのだ。イイホシさんの器、我が家の食器棚にラインナップが次々に増えそうだ。
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改めて感じたのは、食の大切さ。食べるものは命を育んでいるのだと実感した。頭ではわかっていたことも、自分が窮地に立たされて初めて骨身にしみることがある。ふと、思い出して<いのちのスープ>で知られる辰巳芳子さんの著書を手繰ってみた。そのなかで、「手しおにかける」という言葉に目が留まった。
「明け暮れつくり、そして食べなければならぬ家庭料理は栄養、経済、美味、衛生が絶対必要です。それは細心の注意と、弛まない努力と、深い愛情の積重ねを日々の生活に、忠実に行う以外にはないものと思います。-手しおにかける-とは、心を手足に添わせ、自己を励ましつつ生きる人の姿を、日本の暮しのうちに、ありありと重ねて表現した、地に足のついた言葉だと思います。」(『手しおにかけた私の料理』婦人之友社)
このところ、家で療養をしているとご飯のことばかり考えている。病院での食事時間に倣って、朝食8:00、昼食12:00、夕食18:00~19:00頃を続けていると、食事を作るのに明け暮れるという表現がピッタリだ。
忙しく仕事ばかりに励んできた自分の体と、きちんと対話をするよいきっかけとなった。
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