« 2012年7月 | トップページ | 2012年10月 »

2012年8月18日 (土)

ぬ・ヌ・怒

Imgp4418_2 お盆前にBunkamuraミュージアムへ、イリヤ・レーピン展を見に行った。お目当ては、中野京子さんの『怖い絵』シリーズを読んで、身の毛がよだち深く印象に刻まれた<皇女ソフィヤ>である。絵の背景を知らずにいたときには、アッパレな憤怒の形相がコミカルにさえ見えてしまった。だが、耐え難きを耐えどこにもぶつけようのない怒りの理由を知るほどに、本当にこの絵の恐怖感が伝わってくる。幽閉されているソフィアの状況とは対照的な、宝石を散りばめた贅沢な白いドレスの迫力をはじめ、窓の外に吊るされている死体など、画集で見るよりもずっとリアルな恐怖が伝わってきた。怖いけど、レーピンの表現力は見事だった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

大地の芸術祭at越後妻有

Mini_120813_10220001 お盆には、3年に一度開催される越後妻有アートトリエンナーレへ。夫の実家から車で1時間圏内で行けるため帰省を利用して、3年ぶりのアートを巡るドライブとなった。まずは、今季の目玉作品となっている十日町の現代美術館「キナーレ」に設置された、クリスチャン・ボルタンスキーの<No Man's Land(誰のものでもない、誰もいない土地)>へ。無機質な空間には大地の鼓動を彷彿とさせる不気味な心音か響き、積み上げられた9トンもの膨大な古着の山を、神を思わせるクレーンによって衣服が恣意的に掴み上げられては、落とされるという作品だ。




Mini_120813_11270001
この巨大なインスタレーションを皮切りに、次なるお目当ては中里エリアでは、内海昭子の<たくさんの失われた窓のために>。偶然居合わせた無邪気な子供たちのフィルターを通すと、窓からは温かい日常の幸福が感じられた。








Y1_20120106195049_89297900_13258470 開放的な窓の作品から一変、3箇所目のアートは廃校された小学校の体育館から廊下、理科室や音楽室、1階から3階までの教室を舞台にした<最後の教室>。人間の不在を表現した作品である。これまた、怖い。でも、どこかデジャブのような懐かしさも感じる。不思議な静けさを体験した。こちらの作者は偶然にも、前出のボルタンスキーとジャン・カルマン。

この他、松代、松之山エリアの野外アートを回りながら、お墓参りの準備のため15時でタイムアップ。また3年後を楽しみにしたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年8月 9日 (木)

浴衣de誕生日会atマンダリン

Imgp4417 携わっているきもの専門誌のベテランお姉様が赤き年を迎えたため、暑気払いを兼ねてお祝いの浴衣会。マンダリンオリエンタルホテルでの会食だったため、さすがにコーマ地の浴衣は着られないかと思い、絹紅梅に紗の帯をお太鼓結びで合わせた。ギフトはガーネットのブレスレットやゑり萬の帯揚げ、シャネルの赤い口紅&ネイルなど・・・出席者が思い思いの赤いギフトを持ち寄る志向に。アニバーサリーギフトプランナーとして、私はラッピングを担当。薔薇をこよなく愛するお姉様にちなんで、クラシカルな赤い薔薇のギフトボックスを用意し、持ち寄りのギフトを入れ、サテンの赤いリボンでフィニッシュ。自分がその年齢になったときに、同じようにお祝いをしてもらえるように、充実した仕事と人間関係を築きたいと思った。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年8月 7日 (火)

肩乗り猫

120806_154401 昨日、銀座4丁目の交差点で不思議な光景を見た。おじさんの肩に猫が乗っているのだ。信号待ちのギャラリーはザワザワ注目しているのに、おじさんも猫も平然と信号を渡っていった。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2012年8月 6日 (月)

BBQ

120804_174101 昨日はお友達の60代エンジェルズのひとり、永福町に住む染色家のマダムT宅のBBQに招かれる。Tさんの美大の生徒やアーティストの卵、ご主人の会社やボランティアの仲間たち、ご主人家族の音楽家まで、年代も職種もボーダレスな面々が60人以上詰めかけた。広いお庭にいるときには、人口密度は気にならなかったが、一足先に失礼しようとしたら自分の靴が見つからないほどの賑わいよう。ビールによく合うちょっと塩辛い炭火料理や、食欲そそるクスクスやタイカレー、そしてTさん夫妻の人望を満喫した休日となった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年7月 | トップページ | 2012年10月 »