紅茶とビスケット
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年に2回のお楽しみ。十六夜キモノ展が、この秋も開催されます。届いたDMの写真は、龍村織物のピアノ柄のようなポップな帯。見ているだけで、なんとも心躍る♪10月26日(金)~28(日)まで、浅草橋のルーサイトギャラリーで開催されます。どうぞ、お運びくださいませ!
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雑誌のギフト特集で駈けずりまわっている中、自由が丘のカタカナにて、愛嬌たっぷりのミニコケシ(525円)と出会った。どうやら、このお方は夏目漱石らしい。文豪にあやかって、原稿がすいすい書けないかと、PCの前に鎮座していただいている。
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100年続く江戸指物の前田木藝工房のある松本市を訪れた。取材対象は若き4代目が立ち上げたユニット<アトリエm4>の取材。伝統の家に生まれて修行を経て、今の時代に見合う真摯かつ軽やかな試みを目指している、清々しい職人さんに出会えた。
家具の多くは、まずは試作をして自分たちで暮らしてみることで、使い心地をスキルアップさせている。素人目にはわからない随所に、使い手を考えた工夫や巧妙なデザインが隠されている。
アトリエm4の活動のきっかけとなった商品は、長野県産のカラマツの間伐材を使った箸である。「育林箸」と名付けられたコンセプトは、積極的に間伐を行うことでカラマツの成長を補助し、森を育てることで、良い材料の獲得を目指すという好循環。口にするものだから、艶出しの仕上げは胡桃の粉やオリーブオイルなどを用いているという考え方も、今の時代に受け入れられる所以。先端にほどこした弁柄漆や箸頭の面取り部に色づけたニュアンスカラーの漆など、機能を満たしつつ、デザインのセンスも抜群である。一膳1000円という手頃な価格も嬉しく、私のプチギフトの定番となりそうだ。
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滞在最終日に訪れたのは、世界最大の現代アート美術館であるテート・モダンだ。本当は今年の9月まで行われていた、イギリス現代アート界の巨匠ダミアン・ハーストの20年の活動の全貌を見渡せる大回顧展を見たかったのだが、無念の会期終了。その代わりの企画展はムンク展だったが、あまりそそられなかったので、常設展を楽しむことに。それだけでも、十分な見ごたえだった。遠目に見える、セント・ポール大聖堂を巡回してからテート入りしたため、一層伝統とモダンの文化の奥行を感じられた。
テートモダン付近のボローマケットへ行く途中の高架下。こんなさりげない場所にも、アートの香りが。ロンドンでは暮らしにアートが溶け込んでいるのだと実感した。
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2008年にチェルシーの再開発地区に誕生し、イギリス現代アート界の黒幕とも言われるチャールズ・サーチのコレクターズギャラリーとして知られる「サーチ・ギャラリー」を訪れる。アジアのアーティストの収集に熱を入れ、その数3000点を超える美術館規模のコレクションが揃う。
気鋭の中国人アーティストの作品の中でも、印象に残ったのは、フレームかドレスの裾が流れ出たウエディングポートレートの作品。溢れる幸せを描いたのか、富の虚栄を表現したのか・・・。美しくも、ちょっと怖い作品だった。
ユニークなチェスばかりを集めた部屋では、彌生ちゃんの水玉カボチャのチェスも肩を並べていた。これらの作品が全て無料で見られ、しかも写真を撮ったり、子供たちが自由にスケッチをしたり、人々が気ままにアートを楽しんでいる光景が、何より新鮮だった。
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ブログの更新をさぼり、ロンドンへ行っていました。わすか4日間の滞在は、現代アート漬けの毎日。トラディショナルな文化の中からパワフルに生まれたモダンアートは、国境を超えたボーダレスな作品が増殖していた。そんな文化の土壌があるからだろうか、人々との触れ合いもとても心地の良い国だった。
市街の北東部に位置するエストリックギャラリーで、タイミングよく20世紀初頭に台頭したイタリアの表現者ブルーノ・ムナーリ展を開催していたので足を運んだ。AtoZのポエジーなコラージュに釘付けに。写真撮影がOKだったので、1点1点に寄って21点全てを撮影をしてしまうほど、心惹かれた。フューチャリスティックなアートから、子供の教育玩具まで、幅広いムナーリの作品に満たされた時空だった。
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