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2012年10月 4日 (木)

松本のアトリエm4へ

Mini_121001_1436_2 100年続く江戸指物の前田木藝工房のある松本市を訪れた。取材対象は若き4代目が立ち上げたユニット<アトリエm4>の取材。伝統の家に生まれて修行を経て、今の時代に見合う真摯かつ軽やかな試みを目指している、清々しい職人さんに出会えた。

Mini_121001_1448_2 家具の多くは、まずは試作をして自分たちで暮らしてみることで、使い心地をスキルアップさせている。素人目にはわからない随所に、使い手を考えた工夫や巧妙なデザインが隠されている。









Imgp4713 アトリエm4の活動のきっかけとなった商品は、長野県産のカラマツの間伐材を使った箸である。「育林箸」と名付けられたコンセプトは、積極的に間伐を行うことでカラマツの成長を補助し、森を育てることで、良い材料の獲得を目指すという好循環。口にするものだから、艶出しの仕上げは胡桃の粉やオリーブオイルなどを用いているという考え方も、今の時代に受け入れられる所以。先端にほどこした弁柄漆や箸頭の面取り部に色づけたニュアンスカラーの漆など、機能を満たしつつ、デザインのセンスも抜群である。一膳1000円という手頃な価格も嬉しく、私のプチギフトの定番となりそうだ。

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