私=パンジー?!
女性なら誰しも、自分がどんな花に例えられるかを考え、なりたい女性像を花に投影してみる。子供のころは、可憐なかすみ草に憧れ、恋する思春期には愛らしくもちょっと個性のあるガーベラやマーガレットのような女性像を思い描き、仕事に夢中になっていた時には木蓮やアイリスのような凛とした印象を目指していた。
そして、最近。アーティストの友人に、「樺澤さんはパンジーに似ている」と言われた。そう言われると単純な私は、パンジーが気になってしかたがない。職業柄ついつい花言葉を調べてみる。するとパンジーという言葉の語源はフランス語で「考える」を意味する「パンセ」からきているそうだ。そんな訳で花言葉もラブリーな用語に混じって「思慮深い」という文字が綴られていた。この変化球、心をくすぐる。一見、フェミニンなようで芯の部分が黒いという、毒っけのあるビジュアルも好み。偶然にも、2年前から愛用しているクラッチバッグもパンジーのモチーフだった。今の季節、街中で見かけると、ついエコヒイキナ目で見てしまう。
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