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2015年3月23日 (月)

数字の贈り物

Img_3875このブレスレット、実は、眼鏡に使われるセル素材からできており、日本の眼鏡産業の9割を担っている福井県の鯖江市から発信。プロデュースをしたのは、地場産業にコンセプトデザインを加えて全く新しいモノ作りを発信しているセメントプロデュースデザインである。第一弾では、眼鏡から生まれた根底をデザインに落とし込んだ耳かきを発表。それが大ヒットとなり、靴べらやルーペ、リングやバングルなど、さまざまなラインナップに広がり、セル素材の可能性を開拓した。

数字をデザインに落とし込んだこちらのバングルは一連のシリーズの新製品。誕生日や名前の語呂合わせ、数秘術によるパーソナルナンバーなど、その人ならではの物語を数字に込めて贈ることができる。フリーサイズでさりげないモチーフデザインもユニセックで洒脱な印象。カラーも黒、紺、茶、白というシックなバリエーション。1本2400円という価格も手頃で、重ね付けをする楽しみもある。軽くて、水や汗にぬれても大丈夫で、金属アレルギーの人でも安心してつかえることから、友人へのギフトとしておすすめしたい。

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2015年3月19日 (木)

至福のデトックスオイル

Fullsizerender憧れの女性編集者から、素敵なギフトをいただいた。ビューティ・ディレクターの小林ひろみさんがプロデュースする「セブンフロー ホーリーバスオイル」である。このオイル、体に直接塗っても、バスタブに入れても使えるという一石二鳥の優れもの。フランスの老舗アロマメゾンの調香師によるブレンドで、まるで森林浴をしているかのような清々しい青みを感じるハーブのが凝縮されている。浴槽に入れて浸かれば、クランベリー種子油をはじめとする保湿成分が潤いとハリをじっくりチャージ。また、セルライト除去力に優れたオイルが配合されているため、500円玉ほどの量を直接お腹まわりや二の腕、ヒップなどの気になる部分にじか塗りもできる。1分ほどおいてシャワーで流すだけなので、ヘアトリートメントをおいておく合間に手軽にアプローチできる。パッケージのデザインもフレンチスタイルで、フレンチポップな魅力に溢れている。冬の間にたっぷり溜め込んだ脂肪と、楽して、くつろぎながらおさらば・・・・・・できるはず。

セブンフロー ホーリーバスオイル  720ml 7020円(税込)

http://be-fine.shop-pro.jp/?pid=83080995


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2015年3月17日 (火)

丁寧な仕事

FullsizerenderFullsizerender_2_2最近ご一緒したフラワーアーティストの方に、ブートニアを作って頂いた。撮影し終わった作品をいただき、多肉植物を植木鉢に根付かせようとリボンをほどいたら、とても丁寧な仕事が施されていた。感動! 遠目に撮影するだけなので、なんとなく形にまとまっていればよいものを、針金で支えてフォルムをしっかりとデザインし、マスキングテープで美しく巻いた上に、バイアステープを巻き、その上からリボンをかけていた。見えない部分もきちんと仕事がほどこされたブートニア。誰が見ていなくても、自分がその仕事に対してきちんと納得しているかどうか、そういうことが大切なのだと、しみじみ感じた。

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2015年3月16日 (月)

梅見御膳

FullsizerenderImg_3856 桜の声には届かないまでも、小石川植物園では梅が仄かに薫っている。俵むすびや卵焼きを重箱に詰めて妹と花見ランチを楽しんだ。彼女のレコメンドによりセブンイレブンで売っている缶入りのスパークリングワインを買ってみたのだが、これが意外にもなかなかに味わえる。鶯の糞におびえながらも、春を告げる眼福にあずかった。

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2015年3月10日 (火)

手袋にネロリを

Fullsizerender_3ネロリの香りが好き。ビターオレンジの花から抽出される精油で、高貴と可憐さを併せ持つ、なかなかチャーミングな香りである。先日、セラピストの方にネロリの名前の語源について伺った。

17世紀のイタリア、ローマにほど近いネーロラという土地のオルシーニ城に、フラヴィオ・オルシーニ公爵とマリー・アンヌ公妃が暮らしていた。その頃ヨーロッパの貴族の間では革手袋の着用が流行。ところが、なめし技術が現在ほど発達していない当時の革製品は、独特の臭いがしたため、それを精油などでマスキングしていたという。マリー・アンヌ公妃は手袋のマスキングにオレンジの花の精油を好んだ。その公妃は土地の名前にちなんでネーロラ公妃ともよばれていたことから、公妃がマスキングした手袋を「ネロリの手袋」と呼ぶようになり、それが精油の名前にも派生したそうな。(以上はwikipediaによる)

そんなエピソードを聞いたら中世の淑女の嗜みを真似てみたくなった。ほんのり甘さが薫る優雅な香りを手袋の内側にシュッとひとふき。ネロリは心を静かに落ち着かせてくれる効果もあるため、我が家では寝具にもシュシュッと吹きかけています。

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2015年3月 7日 (土)

毒けのある美しさ

Fullsizerender_5撮影で使ったアネモネを自宅に持ち帰り、玄関に飾った。黒い花芯のアネモネは珍しく、花屋の店頭ではなかなか見かけない。ちょっとクセ者っぽく、それでいて優雅な花びらを無邪気に広げる姿に惹かれる。きっとこういう女性に憧れているのだろうな。

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2015年3月 6日 (金)

指輪の寝床

Img_3695_2

毎日着脱するマリッジリングの置き所をずっと探していた。

ある日、お気に入りの美容室で髪を切るときに、はずしたピアスを理科の実験で使うシャレーに入れてくれたのが新鮮で、そのアイディアを拝借することにした。シャレー探しに出かけたら、コンランショップで洒落た類似品を見つけた。以前から気になっていたデンマークのインテリアブランドHAY(ヘイ)のガラスの小物入れ。スモーキーなカラーが気に入って早速購入。リングを傷つけないよう夫に頼み内側に革を張ってもらったら、無機質さの中に温かみが生まれた。一日の終わりにリングをここに入れる瞬間が、ほっとできる一コマである。


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2015年3月 3日 (火)

シネマのお洒落の引き出し

Fullsizerender_2時間をおいて改めて何度か見たくなる映画がある。『ティファニーで朝食を』もその一つ。もう両手ではおさまらないほど見ているが、その時々の自分の心境やおかれている環境、年齢によって“はっ”とさせられる部分が違ってくる。先日は、オードリー・ヘップバーン扮する主人公ホリーの女性としての身だしなみのポリシーにぐっときた。ポストに常備されている口紅と香水である。外出の際に、ぜったいに忘れてはいけない要素だというのだ。

香りは好んでその日の気分によって楽しんでいるが、最近めっきり口紅をつけなくなった。メイクの置き所が口もとではなく目もとにあることと、打ち合わせの際や外食のときにカップやグラスに口紅がつく様子があまり好きではないということもある。でも、映画を見終わったら、口紅と香水がたまらなく“女性に欠かせないもの”に想えてきた。心が動い たら即実行、靴箱の片隅へ非常用に忍ばせてみた。本来なら準備を整えて出かけるのが理想的なのだが、玄関先で「いけない、忘れてた!」とばかりに、無造作に口紅と香水をつける仕草のほうが素敵かも。しばらくは、そんなプレイにはまっている。

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