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2015年3月10日 (火)

手袋にネロリを

Fullsizerender_3ネロリの香りが好き。ビターオレンジの花から抽出される精油で、高貴と可憐さを併せ持つ、なかなかチャーミングな香りである。先日、セラピストの方にネロリの名前の語源について伺った。

17世紀のイタリア、ローマにほど近いネーロラという土地のオルシーニ城に、フラヴィオ・オルシーニ公爵とマリー・アンヌ公妃が暮らしていた。その頃ヨーロッパの貴族の間では革手袋の着用が流行。ところが、なめし技術が現在ほど発達していない当時の革製品は、独特の臭いがしたため、それを精油などでマスキングしていたという。マリー・アンヌ公妃は手袋のマスキングにオレンジの花の精油を好んだ。その公妃は土地の名前にちなんでネーロラ公妃ともよばれていたことから、公妃がマスキングした手袋を「ネロリの手袋」と呼ぶようになり、それが精油の名前にも派生したそうな。(以上はwikipediaによる)

そんなエピソードを聞いたら中世の淑女の嗜みを真似てみたくなった。ほんのり甘さが薫る優雅な香りを手袋の内側にシュッとひとふき。ネロリは心を静かに落ち着かせてくれる効果もあるため、我が家では寝具にもシュシュッと吹きかけています。

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