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2015年7月27日 (月)

慈しみの芸術

Fullsizerender_3小笠原諸島においてアホウドリの保護活動を行っている鳥類研究チームの番組をテレビで見た。その鳥の名前は知っていたが、どんな風貌や習性を持つかを全く知らず、“律儀な”生き様が妙に気に入った。驚いたのは、一度の産卵で卵を1つしか産めないということ。交尾のタイミングが合わないと卵を産み落としても受精していないことがあるという。雄と雌が代わる代わる卵をあたためる映像の中で、巣の構造に目がとまった。アホウドリは地面に巣を作る。だから竪穴式住居のような安定感がある。外側は雨水が入らないように土台くちばしで固め、内側はふっくらと卵を優しくホールドする温かな空間になっている(ようみ見えた)。

翌日、『ナショナル ジオグラフィック日本版』のグラビアにいろいろな巣のコレクションが掲載されているのを見つけた。樹皮や松葉、貝殻を利用した個性派から、人工的なブルーのリボンを絡めたモダンアートのようなもの、枝の骨組みに白い羽根が柔らかなベッドのように敷かれたものまで・・・・・・素材や形は様々。産まれてくる雛への慈しみに満ちてた命のポケット・・・美しいなぁ。

時々訪れる六本木の「ギャラリーSU」。店名の「SU」は「巣」を意味するとか。オーナーの山内さんも巣に萌えるそうだ。命の連鎖を生む場所だからなのだろうか・・・。


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2015年7月21日 (火)

苔の壁画

Img_4633_2海の日は海へ行く。去年は小田原へ。今年は横須賀からフェリーで10分の無人島「猿島」へ。江戸時代に国内初となる台場が築かれ、レンガで覆われた要塞と自然が隣り合う、不思議な縞である。苔に覆われた岩壁には“落書き禁止”という言葉とともに、数々の落書きが・・・。苔を削って思い思いの言葉や相合い傘を刻んだ情景は、古代の壁画のようにも見える(笑)

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2015年7月18日 (土)

色イロmemo

Fullsizerender 日々の仕事や暮らしのなかで、心に響いた言葉やアイディアの卵を書き留めるための、スペシャルなノートを、これまで数々購入してきた。“数々”というのは、それだけ比較して使いこなしてきたという意味ではない。鞄を軽量化しようと忘れてきてしまったために、仕方なく臨時ノートを買っているうちに、ノートの数だけが増えたということ。当然ながら、情報はとっちらかり、どこに何をメモったかを忘れてしまうため、結局は記憶の海に沈んでしまう。

大好きなセレクトショップvektのサチコさんは、アイディアウーマンである。同じ悩みをかかえていたサチコさんは、裏紙を手のひらサイズにカットしたものを持ち歩くようにしているとか。それに日付を書いてストックすることで、発見と気付きの軌跡ができるという。これなら自作のメモを忘れてしまった場合でも代用がきき、「メモ帳を持ち歩かねば」といいうストレスから解放される。

サチコさんは、“気づいたことメモ”のほかに、自分の洋服もメモしている。しかも、1年以上も続いているという。これには、感動。まるで小さなアートのよう。そんなサチコさんを見習って、私も自作のメモを持ち歩くことに。自分の気づきだけでなく、人にお店の名前や地図を教えてあげるときにも、さりげなくメモして渡せる小粋なアイテムに。いろいろな出来事を、色とりどりの紙にメモする・・・楽しい習慣が始まった。
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2015年7月14日 (火)

直球の言葉と一緒に握るのだ!

Fullsizerender時々思い出しように節約マイブームになる。我が家はありがたいことに、夫の実家で作っている魚沼産のコシヒカリを送ってもらっているので米には不自由しない。そこで、ランチ代の削減におにぎりを握って夫に持たせようと思いつく。“おにぎり”は“おむすび”ともいうが、この“むすび”という言葉は奈良時代に発祥し、“むす=産まれる”+“ひ=霊”で、霊なるものが生まれいずることを意味した。手の平でご飯をにぎる行為には、自分の想いが飯粒の密着とともにギュッと凝縮されるような気がする。そこで、せっかくなら目に見えない想いを、一言メッセージに託そうと考えた。「月曜日はテンションあげて」「火曜日はエンジン全快」などなど・・・・・・J-WAVEの別所哲也氏のノリで、その日の「ケセラセラ〜♪」な気分を付箋に書いて包むことに。言葉にすることで直球で伝わる。こっ恥ずかしいようだけど、直球って嬉しい!言葉って大切!実は、みんな直球の言葉に飢えているのではなかろうか。

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2015年7月 8日 (水)

お福分けリレー

Fullsizerender_2夫の実家からバジルが瑞々しい届いた。エネルギーに満ちたフレッシュグリーン、艶やかな葉の光沢、太陽をたっぷり浴びた香りは、スーパーで買う野菜にはない伸びやかさと、親の愛がたっぷり詰まっている。半分は冷凍保存に、残りの半分でバジルソースとオイル漬けを作った。美味しいものは誰かと共有し、「美味しいね!」と会話をしたくなる。それによって幸せな舌の余韻がいっそう豊かな記憶として刻まれるような気がする。

今回はオイル漬けを、妹へお裾分け。食いしん坊の我が妹の満足そうなニンマリ顔を想像しながら、せっせと瓶詰めをした。

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