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2015年10月17日 (土)

“私自身”と呼べる香りの存在

Fullsizerender_2この10月に六本木のグランドハイアットにオープンしたばかりの、南米ブエノスアイレス発のラグジュアリー・フレグランスメゾン「フェギア1833」を訪れる。その香りはエキゾチックでユニークな南米特有の植物を含め、1本につき100種類以上のエッセンスを使って複雑に構成される。アルゼンチンの詩人や小説家であるホルヘ・ルイス・ボルヘスの作品からインスピレーションを得たコレクション、探検家ダーウィンの航海に想いを馳せたものや、アルゼンチンの政治家フアン・マヌエルをイメージしたものなど・・・・・・ユニセックスで堪能できる物語も魅力である。

何よりも感動したのは、プロファイリングによって嗅覚だけを頼って現在の自分が求めている香りを1時間ほどかけて選び抜くスタイル。自分でも気づかない本能的な部分を引き出してくれる香りのカウンセラーとともに、現在、過去、未来の自分と向き合いながら香りと対話をする時間は実に豊かなもので、最後に“今の私そのもの”と呼べる香りと出会えたときには、なんだか泣きそうになった。

私が選んだ香りはダーウィンが載っていた探検船「ビーグル」。男のロマンが詰まった色気のあるオークの香りだった。プロファイリング前に自分で選んだ香りは薔薇をベースにしたものだったので、とても意外だった。なりたい自分を叶えてくれるお守りのような存在として、毎日身にまとっている。自分へのとっておきのギフトである。



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