サボテンのおうち
サボテンのおうちを買った。シャビーなアイアン・ワークとガラスとミラーに閉じ込められたサボテンは、まるで標本のよう。無機質さの中に有機的なものをおさめたときの、静謐な感じは、ヘニング・シュミットのピアノを聞いているような心地よさで、なかなか気に入った。自由でありすぎるよりも、ちょっぴり窮屈でも何かに守られていたり、軸や枠をつくってもらったほうが、かえって自分らしさが際立つということがある。組織だったり、所属だったり、持ちモノだったり、着ている衣服だったり・・・。人も植物も・・・。こちらの品は、洋服を中心に丁寧で意志のあるライフスタイルを提案している、プレイン・ピープルにて。
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