今、感じる青空

季節は巡る、何度も、どこでも、どんな状況でも。ゴールデンウィーク前に山と積まれた仕事を片付けたら、次の山を見据えながらほんの少しのエアポケット。そこに心のゆとりを感じられたら素敵なのだが、働き詰めで突っ走ってきた人生、時間の空白が不安に感じられるときがある。今日の青空は、ちょっと自分の軸が揺らいでいる気分。“その場所に立ったときにしか見えない風景というものがある”・・・年上のマダムのつぶやきか、両親が電話でこぼした弱音か、誰かのエッセイえ読んだのか・・・今日の青空は、このフレーズを思い起こさせてくれた。年齢を重ねるということは、そいういうことなのろう。44歳の5月の青空は、その鮮やかさがちょっと眩しすぎる。