赤いインク
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週に一度は花を買いたい、時には一輪ずつ買い足すのも良いかも。一週間前にバラを、つい先日ダリアを求めた。どちらも女王キャラなので、喧嘩をしないようにバラを水揚げの目的もあって短くしてみた。
「立てばダリア、座ればバラ」そんな構図になってしまった。よく美しい女性を例えて「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と表現するが、ダリア×バラの女性は自己主張が強そうだ(笑)、私に息子がいたら「そんな女性には気をつけなさい」と忠告するだろう。一緒に仕事をするのも御免である。
女性は時に自分を花に例える。または、誰かに花を贈る際に、その人を何かしらの花に例えて選んでみたりする。私はパンジーが好き。その語源は、フランス語の「パンセ=考える」という意味がある。<人間は考える葦である>といった、中世の哲学者パスカルの本のタイトルがまさに「パンセ」。寒さに強く、街路樹の花壇などによく植えられているのを見かけるゆえ、逆境に強いイメージもある。同じ仲間でヴィオラというと、繊細で可憐なイメージだが、私はなんとなくパンジーに惹かれる。どこか楽天的な印象を、自分と重ねているのかもしれない。
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「誰しも毎日がエッセイ」。
イギリス在住の日本人マダムとの、ふとした会話が記憶に刻まれた。そうかもしれない。「体裁を整えてブログを書かなきゃ」と、どこか力んでいた懲りがふわっと緩む。気づきや、感じることは毎日多々あるけれど、そのキラリと光るエッセンスをどこかに留めなければ、ただ流れていくだけ。気楽に一筆。そんな気分を大切に。
例えば、今日。この三連休は毎日仕事。日頃ビジネスウェアを着ない仕事柄なので、こんな時こそ、ゆる〜い休日モードの装いでなく、敢えてしっかりお洒落をしてオフィスへ。誰もいないことをいいことに、窓を全開にバッハを大音量でかけながら、淡々とタスクをこなす。本日の相棒はチョコレート。窓の外には、都心の10階にもかかわらず、赤とんぼが飛んでいる。
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