« 2018年7月 | トップページ | 2018年10月 »

2018年9月29日 (土)

赤いインク

Img_8101赤いインク・・・ティンタロハ。香水の名前である。アルゼンチンのフレグランスメゾン「フエギア」で、2年前に友人から誕生日にいただいたもので、なぜか肌寒くなると纏いたくなる。静かな雨の土曜日。ノスタルジックな気分になる。仕事に行く前のひと時、無沙汰をしている友人にご機嫌伺いのカードでも送ってみようか。ティンタロハの甘い香りが、誰かを想う優しさを誘う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年9月24日 (月)

立てばダリア、座ればバラ、私はパンジー

Img_8055週に一度は花を買いたい、時には一輪ずつ買い足すのも良いかも。一週間前にバラを、つい先日ダリアを求めた。どちらも女王キャラなので、喧嘩をしないようにバラを水揚げの目的もあって短くしてみた。

「立てばダリア、座ればバラ」そんな構図になってしまった。よく美しい女性を例えて「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と表現するが、ダリア×バラの女性は自己主張が強そうだ(笑)、私に息子がいたら「そんな女性には気をつけなさい」と忠告するだろう。一緒に仕事をするのも御免である。

女性は時に自分を花に例える。または、誰かに花を贈る際に、その人を何かしらの花に例えて選んでみたりする。私はパンジーが好き。その語源は、フランス語の「パンセ=考える」という意味がある。<人間は考える葦である>といった、中世の哲学者パスカルの本のタイトルがまさに「パンセ」。寒さに強く、街路樹の花壇などによく植えられているのを見かけるゆえ、逆境に強いイメージもある。同じ仲間でヴィオラというと、繊細で可憐なイメージだが、私はなんとなくパンジーに惹かれる。どこか楽天的な印象を、自分と重ねているのかもしれない。

Ceb6135d4cb697a555cc765884bc0fef

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年9月23日 (日)

誰しも毎日がエッセイ

Img_8053「誰しも毎日がエッセイ」。
イギリス在住の日本人マダムとの、ふとした会話が記憶に刻まれた。そうかもしれない。「体裁を整えてブログを書かなきゃ」と、どこか力んでいた懲りがふわっと緩む。気づきや、感じることは毎日多々あるけれど、そのキラリと光るエッセンスをどこかに留めなければ、ただ流れていくだけ。気楽に一筆。そんな気分を大切に。

例えば、今日。この三連休は毎日仕事。日頃ビジネスウェアを着ない仕事柄なので、こんな時こそ、ゆる〜い休日モードの装いでなく、敢えてしっかりお洒落をしてオフィスへ。誰もいないことをいいことに、窓を全開にバッハを大音量でかけながら、淡々とタスクをこなす。本日の相棒はチョコレート。窓の外には、都心の10階にもかかわらず、赤とんぼが飛んでいる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2018年7月 | トップページ | 2018年10月 »