2015年7月18日 (土)

色イロmemo

Fullsizerender 日々の仕事や暮らしのなかで、心に響いた言葉やアイディアの卵を書き留めるための、スペシャルなノートを、これまで数々購入してきた。“数々”というのは、それだけ比較して使いこなしてきたという意味ではない。鞄を軽量化しようと忘れてきてしまったために、仕方なく臨時ノートを買っているうちに、ノートの数だけが増えたということ。当然ながら、情報はとっちらかり、どこに何をメモったかを忘れてしまうため、結局は記憶の海に沈んでしまう。

大好きなセレクトショップvektのサチコさんは、アイディアウーマンである。同じ悩みをかかえていたサチコさんは、裏紙を手のひらサイズにカットしたものを持ち歩くようにしているとか。それに日付を書いてストックすることで、発見と気付きの軌跡ができるという。これなら自作のメモを忘れてしまった場合でも代用がきき、「メモ帳を持ち歩かねば」といいうストレスから解放される。

サチコさんは、“気づいたことメモ”のほかに、自分の洋服もメモしている。しかも、1年以上も続いているという。これには、感動。まるで小さなアートのよう。そんなサチコさんを見習って、私も自作のメモを持ち歩くことに。自分の気づきだけでなく、人にお店の名前や地図を教えてあげるときにも、さりげなくメモして渡せる小粋なアイテムに。いろいろな出来事を、色とりどりの紙にメモする・・・楽しい習慣が始まった。
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2013年1月11日 (金)

ウマヘタ

Imgp4890 お気に入りのセレクトショップvektにお年始の挨拶に行った。ふと視線に入ったのが、出されたお茶のカップホルダー。ずっこけそうなほど愛嬌たっぷりのオーナー手描きのイラストに、釘付けになった。絶妙な「ヘタウマ」だと感じて、いやいや、上手いからこそ下手加減のバランスがよいのだと思い直した。この「ウマヘタ」のカップホルダーを見たお客様のなかには、DMのイラスト依頼をしてきたひともいるとか。





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Imgp4891 こ丸クリップもvektさんのお手製。
イタリア製の大きなクリップに、圧縮フエルトを通したアンテナのようなクリップ。ノートをとめると、顔を出すフエルトの表情が心憎いほど愛らしい。長年務めたアパレルブランドのバイヤーをやめ、自分だけの城を作って、生き生きと個性を発揮しているvektさんの肩の力が抜けたセンスに、いつも癒される。今年も彼女から洗練とユーモアをたっぷりと吸収したい。

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2012年10月 7日 (日)

付箋LOVE

Imgp4710 Imgp4711 どうやら付箋好きらしい。ユニークなデザインのものを見つけると買わずにはいられない。最近ギフト特集でインテリアショップや雑貨店をまわるなかで、いくつか衝動買いを。そのうちの一つがこちらの、「草むらができる付箋」。本から飛び出た部分のフォルムから想を得た、ストレートなコンセプトがぐっときた。楽しい文具は仕事のテンションをあげてくれる。

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2012年6月 3日 (日)

ご褒美に

Imgp4335 某編集部で発足したランニングクラブに参加し、昨日皇居runデビューを果たした。「皇居まで行くなんてミーハーな」と斜めから見ていたが、実際に走ってみるとやっぱり気持ちいい。土曜日の遅めの午前中だったので超混雑タイムではあったが、皆マナーもよく老若男女がそれぞれの目的に向かって走る光景は、なかなか爽やかだった。1周目を走り終えたところで、ちょっと余力があったので、監督役のメンズと全く疲れた様子を見せていないビターコンパクトな女子と3人で2周目に突入。監督の背中は徐々に見えなくなり、約8キロ地点のパシフィックホテルのあたりでは、頭がクラクラしてきた。ランピットで着替えた後の、ビールは余裕の2回転。

清々しく解散したのち竹橋から神保町まで歩き、御贔屓のセレクトショップvektと、ご近所の家具店・平安工房をはしごする。平安工房には、文具好き垂涎の<つくし文具店>コーナーがある。鉛筆LOVEな私は、今日のrunのご褒美にちょっと太めの鉛筆を購入。ラフコンテのイメージをザンザカと描くのに、ほどよい柔らかさ。こういう鉛筆を使うと頭も柔軟に動きそう・・・と期待を込めて愛用するとしよう。

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2010年10月 5日 (火)

PASS THE BATON

1010041 この柄の長い鍵、一体なんでしょう。

1010042 答えはボールペン。丸の内のブリックスクエアの中庭に面した<PASS THE BATON>にて購入。このお店で取り扱われているものの多くは、「FINE CLASSIC」をコンセプト世界中から集めたアンティークの雑貨、またはアンティークのアイテムに加工をほどこして新たな生命を吹き込まれたものたち。このボールペンもアンティークの鍵をボールペンに加工したもの。クラウンが栓抜き型になったものは珍しいらしく、思わず一目ぼれ。物語を携えたユニークな雑貨に出会える。

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2010年3月16日 (火)

横長一筆箋

Photo_3 お気に入りの文具雑貨店「アンジェ ラヴィサント新宿店」で見つけた横長一筆箋。新宿へはあまり足を運ばないので、訪れるとついつい大人買いしてしまう・・・(反省)。これは一筆箋(無地)と横長一筆箋封筒。縦だと、なんでもない普通の印象なのだが、横になることでぐっとモダンに。名刺を渡し忘れた時など、後からさらりと送る場合などに使っている。封筒の色がこっくりとニュアンスのある色なのも、洗練された印象だ。

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2010年3月 6日 (土)

デザイン付箋

Photo_2 アンジェにて、とってもスノッブな付箋を発見。倉敷意匠計画室の付箋。使うのがもったいないような貧乏精神もあるが、使い出すとかなり楽しい。資料やノート、書籍に、シックな図形が咲いたようになって、心なしか仕事が捗る。価格は1個タイプが357円~2個タイプが462円。

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2010年3月 4日 (木)

取材ノート

Photo 使いやすいノートを求めて放浪する年月は、ライター歴と比例する。いつも、帯に短し襷に長し・・・なのだ。ある時期はキャンバスノートの2穴タイプにはまった。ノートの綴じ代がわにミシン目がついており、プランごとにファイリングで整理できるというシステムが気に入った。だが、整理するためのファイルがいささか嵩張る。

それからスケッチブックを使ってみたり、モチベーションがあがるようにBOOKタイプを使ってみたり、輸入ノートに凝ってみたり、またキャンバスノートに戻ってみたり。最近は無印良品のA5ノートに落ち着いていた。だがその場合、雑誌やプロジェクトごとにノートを分けなければならないため、仕事が重なると、1日に4~5冊のノートを持ち歩くことになる。それに打ち合わせノートなるものが別にある。なんだか、いつもモヤモヤしていた。

そんなとき、ベルギーの文具メーカーCADARA社の文具シリーズ「アドック・システム」のノートを発見。要はバインダー方式。表紙やリフィルノートのリング部分に切れ目が入っており、これをリングの溝にひっかけるだけという構造。バインダーのようの「バチン」と全金具を開閉することなく、スマートにパラパラとノートの増減ができるのだ。しかも、リング、表紙、リフィル、バンドゴムがパーツごとに別売もされており、好きな色合いをカスタムできるのだ。さらに、通常A5タイプなら8つのリングでとまっているのだが、これが4つでも2つでも問題なくとまる。私はA5サイズを取材用に、A6サイズをバッグが小さいときのための予備として使っている。サイズが変っても、穴の感覚が同じなので、A6サイズをA5と一緒にまとめることもできるのだ。

終わった企画は残したい部分だけストックし、持ち歩くのは現在進行形の必要な部分のみ。今は、このノートに夢中である。

ハード面はもちろん、ソフト面においても充実させたいため、ノート術なる本を読み重ねる。最近のヒットは、『東大合格生のノートはかならず美しい』(太田あや著/文藝春秋)。『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』(美崎栄一郎/Hanaブックス)からも、ヒントとなる実りがあった。まだまだ、私のノート研究は続くのである。

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