2021年5月 7日 (金)
2021年5月 6日 (木)
2021年5月 5日 (水)
湯気はご馳走
日本茶がらみのお仕事に携わってから、毎朝ちょいと時間をかけてお茶を淹れる。と言っても、さほどの手間はかけていない。けれど、味は格段に違う!(ように思える。)サーバーに茶葉を入れたら、まずは茶葉がひたひたになるくらいに水を入れる。乾燥していた葉がふっくらと開いたら、水を切って(時にはそのまま)、湯を注ぐ。お湯は、電気ポット→湯呑み→湯冷まし→サーバー。この段階で、きっとお湯の温度は65〜70度くらいになっているはず。ゆっくりとお湯を注いで、茶葉を踊らせ、それらが静かに下に沈殿するまで待って上澄みだけを湯呑みに注ぐ。この最初の一杯が甘くて美味しいのなんの!さぞかし、優雅な朝時間と思われるかもしれないが、そんなことを呑気にやっているので、お茶を飲んだあとはドタバタである。でも、湯冷ましの湯気を見ていると、なんだか気分がいいんだなぁ、これが。
2018年9月29日 (土)
2017年4月 3日 (月)
2017年2月15日 (水)
2017年1月30日 (月)
置き時計
最近は携帯電話で時間を確認するため、腕時計をはめない、家にも時計を置かないと言う人が増えているそうだ。私もかつてはそうだったが、出先(ことに食事の席など)で時間を確認するたびに携帯を取り出すのは、どことなくエレガントではないと思い、数年前から腕時計は愛用するようになった。仕事場ではデスクに携帯を置いておけば済み、腕時計もしているのだが、パソコンを打ちながらちらりと視線を移すだけで瞬時に時間を確認できる方が時間の使い方が効率よくなるのでは?と思った。もちろん、パソコンの画面上にも時間は出てくるが、昭和の人間としては二針式の図形として捉えることで、時間の量感がわかりやすい。一年前、女性誌で好みのデザインを発見し、デスクに記事の切り抜きを貼って「これが欲しい!」とずっと温めていた。一年経ったのちも、やっぱり欲しいと思えたので購入に踏み切った。アルネ・ヤコブセンの幻の名作と言われているテーブル・クロックを。この、時の死者が届いてから、時間にゆとりを持って行動できるようになったのは気のせいだろうか?
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2016年11月 7日 (月)
2016年8月 5日 (金)
香立て
正解は香立てである。<ジャパンクリエイティブ>という西武百貨店による日本の手仕事のリミックス・プロジェクトで作られたシリコン性のプレート。建築物のような研ぎ澄まされたフォルムが気に入って愛用している。
ところが、最近新調した老舗香舗のお香が太めのタイプで、受け止めてもらえないときた!そんなことがあるのか?イお香の径の規格がブランドによって異なるなんて想像もしなかった。家にあらん限りの香立てを総動員したが、いずれもフィットせず・・・。苦肉の作で思いついたのが、こちら。
フィヨルド海岸のような複雑な窪みのある珊瑚にもたせてみたら、ご覧のとおり。「清涼」と名付けられたお香が、目でも涼やかさを運んでくれることになって、すこぶる満足である。
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より以前の記事一覧
- サプライズの花 2016.05.10
- 白紙と向き合う 2016.03.23
- 2月は黄色に満ちる月 2016.02.05
- 香りの手紙 2015.12.08
- エプロン 2015.11.19
- キャンドルホルダーを 2015.11.16
- パリの洗練 2015.11.07
- 苔の壁画 2015.07.21
- 手袋にネロリを 2015.03.10
- 毒けのある美しさ 2015.03.07
- シネマのお洒落の引き出し 2015.03.03
- 台所しごと 2013.11.23
- 金魚のような 2013.07.21
- 芽が出た 2013.06.01