電車の中では・・・
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
書のお稽古で古今和歌集を高野切第三種を手本としている。古今和歌集は三人の能書による寄合書と考えられており、三者三様の特徴がある。私が手本としている第三種の人は、三人のなかで一番若い人と感がえられ、のびやかで張りのある文字とされている。専門家の見識によると、「速い運筆で流麗な書風を見せ、加えて線質そのものにシャープな筆法を取り入れている」とか。とにかく、初心者のお手本としては、なぞりやすい文字なのだ。どうせなら意味も理解したいと思い、インターネットの「古今和歌集の部屋」で、内容を読み解きながら、お稽古している。最近は、ネットであらゆる情報が検索できるので、本当に便利である。私もすっかり図書館への足が遠のいてしまった。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
山種美術館で開催されている日本画展へ行く。四季ごとに並べられた作品約50点が、満開の花盛りだった。その美しさもさることながら、この日の収穫は、美術館の裏を散歩しているときに二期倶楽部のギャラリー「冊」を見つけたことだ。工芸関連の書籍が充実しており、ライブラリーのように自由に本を手に取りながら、お茶をいただくことができる。これから度々足を運びたいと思う。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
2月の小唄会で川端康成原作の『雪国』を題材とした<駒子>という曲を唄うことは前にも述べた。お正月に小説を読み、いよいよ本格的に役作りに没頭しようとDVDを観賞。本当は岸惠子主演の作品が見たかったのだが、どこにも見当たらず、しぶしぶ岩下志麻主演1965年上映の作品を購入。が、これが案外よかった。今年初めのブログにも書いたが、駒子はかなりアバンギャルドな女性。岸惠子の上品で線の細い雰囲気よりも、岩下志麻のように芯にコリッとしたものがある女優のほうが適役なのでは?と思えた。撮影されている雪景色の情景も実に美しく、同郷の身としては郷愁にかられる。ただ、訛りのアクセントが様にならないのは、やや気になる。岩下が主演を務める同じ川端作品でも、『古都』のチエコ役の京言葉のほうがしっくりくる。葉子役の加賀まりこ、島村役の木村功はイメージにピタリとくる。などなど、唄のイメージトレーニングには関係のないことばかりに気が取られてしまいました・・・。やれやれ。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)